レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年03月17日
- 登録日時
- 2010/03/17 18:25
- 更新日時
- 2010/12/24 12:55
- 管理番号
- さいたま-大-20100008
- 質問
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解決
江戸時代から氷川神社は有名な行楽地で、大変な賑わいであったというが、そのことがわかる資料はあるか。
- 回答
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氷川神社は、さいたま市大宮区にある神社です。
【資料1】には、「氷川神社への参道の入り口には「武蔵国一宮」と刻まれた大きな石板があり、木造では日本最大の一の鳥居をくぐって社殿までは十八町(1962m)の参道が続く。江戸初期にはこの参道が中山道で社殿前から左折、迂回していた。寛永5年(1628)、幕府は、世の中が平和になり旅するひとも増えると、大宮を南北に通じてまっすぐな道につくりかえた。」とあり、
【資料2】には、「この一の鳥居から土手町までの新しく作った道を大宮宿とした。(氷川)神社を中心として繁栄してきた大宮宿は、天保14年(1843)ごろ、宿内の人口は1000人を超え、本陣1軒、脇本陣9軒、旅籠屋も大1件、中5件、小19件と多く、中山道随一の賑やかな宿場であった。」とあります。
これらの記述から、当時の氷川神社、及び大宮宿の繁栄ぶりがうかがえます。
また、天保7年に上梓された絵入り地誌『江戸名所図会』にも、「大宮氷川神社」との記載があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 道教 (166 9版)
- 交通史.事情 (682 9版)
- 参考資料
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【資料1】『中山道紀行 カメラリポート』 NHK6局「中山道」制作グループ編集 郷土出版社 1990.2
(p20~23) - 【資料2】『近郊散策江戸名所図会を歩く』 川田寿著 東京堂出版 1997.7 (p208~211)
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【資料1】『中山道紀行 カメラリポート』 NHK6局「中山道」制作グループ編集 郷土出版社 1990.2
- キーワード
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- さいたま市大宮区
- 氷川神社
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000064772