レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年4月4日
- 登録日時
- 2018/04/26 10:11
- 更新日時
- 2019/01/22 15:20
- 管理番号
- 2018-11
- 質問
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解決
「三宝海運」と「九四フェリー」の歴史について、『今治市史』や『八幡浜市史』以外で記述された資料があるか
- 回答
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【資料1】
p577
三宝海運(さんぽうかいうん)
内航海運業。陸運、観光、給油所も営む。明治四五年(一九一二)越智郡伯方町で海運業を個人創業。昭和三四年(一九五九)二月、株式会社に組織変更して、内航貨物、近海貨物の輸送を行う。同四一年に今治に移転、四七年八月、今治―神戸に旅客フェリーを就航さ せ、併せて陸運および国内旅行業も開始。五六年四月、越智郡玉川町に給油所を開店、同年六月、今治―神戸のフェリー航路に豪華船「ほわいとさんぽう2」(二万〇一八二トン)を投入、五九年一月には航路を松山港まで延長した。県内六ヶ所と県外一カ所に営業拠点を持つ。
p103
国道九四フェリー(こくどうきゅうしふぇりー)
日本道路公団から委託を受けて三崎(西宇和郡)―佐賀関(大分県)間の一般旅客定期航路船舶の運航業務を行っている法人。昭和四二年(一九六七)一一月の航路免許(事業開始同四四年四月)当時、六社の民間会社の共同出資で設立された。航路は、四国側国道197号と九州側国道217号を結ぶ四国―九州連絡道路の197号の海上部分に当たるもので、航路距離31キロ。フェリーボート一隻で一日三往復。所要時間一時間一〇分。旅客定員二四四人、トラック(八トン車換算)一九台の輸送力をもつ。
【資料2】p103第二章 第三節「海上輸送」の「四 その他の主要企業」のp661に戦後の主要企業として、三宝海運と九四フェリーの名前があるが、詳しい説明はない。
同上資料の第三章 第四節「南予地域」の「七 八幡浜港と宇和島港」のp803に、「フェリー化と両港」として九四フェリーのフェリーボート「しこく」のことが書かれている。
【資料3】 第3章 第2節 2の(2)に「九四フェリーとメロディーライン」、p103に九四フェリー運行開始のことが簡単に書かれている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 海運 (683)
- 参考資料
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- 【資料1】『愛媛県百科大事典 上』(愛媛新聞社/編集・発行 昭和60年)<当館請求記号:RK290-63-1>
- 【資料2】『愛媛県史 社会経済3 商工』(愛媛県編さん委員会/編 愛媛県 昭和61年)<当館請求記号:K200-31>
- 【資料3】『えひめ、人とモノの流れ』(愛媛県生涯学習センター 平成20年)<当館請求記号:K682-エヒ-2008>
- キーワード
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- 三宝海運
- 九四フェリー
- 旅客船
- 海運業
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000235001