レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/02/04
- 登録日時
- 2011/04/01 02:04
- 更新日時
- 2011/04/01 02:04
- 管理番号
- H19-57
- 質問
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解決
永青[えいせい]文庫(細川家屋敷)のある、細川家の屋敷の前は何であったのか。
(水奉行・太田新左衛門の屋敷あとではないか)
- 回答
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おそらく水屋敷の跡地ではないと思われるが、前に何があったかは不明。
- 回答プロセス
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・日本の洋館 6巻 藤森照信著 増田彰久写真 講談社 2002-2003 <本学請求記号 523.1/Fuj/6>
→P.74に細川邸についてあり(昭和11年に建つ。東京都指定文化財)
・東京都の歴史散歩 中 山手 東京都歴史教育研究会編 山川出版社 2005
<本学請求記号 291/Rek/13-2>
→P.159-160に、永青文庫・細川家本邸のガイドあり。住所は、文京区目白台1-21-2
・角川日本地名大辞典 13 東京都 「角川日本地名大辞典」編纂委員会編 角川書店 1978-1991
<本学請求記号 R291/Kad/13>
→P.421に、"町名は目白台と称される台地上の町の意"
"江戸期の町内には御水奉行太田新佐衛門の屋敷があった"という記述あり。
・Japan Knowledge 江戸明治東京重ね地図(http://na.jkn21.com/)で、永青文庫が"細川越中守斎護"の屋敷にできたことを確認。→1800年代の地図 [last access 2007/10/10]
→上記の『日本地名大辞典』によると、水屋敷があったのは1700年代。
・本学蔵書検索にてキーワード"永青文庫"で検索→19件ヒット(有用な文献なし)
・NDL-OPAC(http://opac.ndl.go.jp/)にてキーワード"永青文庫"で検索→47件ヒット(有用な文献なし)
[last access 2007/10/10]
・Webcat Plus(http://webcatplus.nii.ac.jp/)にてキーワード"永青文庫"で検索→76件ヒット(有用な文献なし)
[last access 2007/10/10]
・NDL-OPAC雑索(http://opac.ndl.go.jp/)にてキーワード"永青文庫"で検索→30件ヒット(有用な文献なし)
[last access 2007/10/10]
・CiNii(http://ci.nii.ac.jp/)にてキーワード"永青文庫"で検索→38件ヒット(有用な文献なし)
[last access 2007/10/10]
・書架(NDC 018,R018)をブラウジング→有用な文献なし
・永青文庫のホームページ(http://www.eiseibunko.com/)を確認 [last access 2007/10/10]
→当館概要には、屋敷がどの跡地に建てられたかは触れられていない。
・本学蔵書検索にてキーワード"文京区"で検索→13件ヒット
→文京区史 2巻 文京区役所 1968 <本学請求記号 213.62/Tok/2>
P.48に"御弓組の与力同心六組"が目白台水屋敷へ移されたとの記述あり。
(レファレンスNo.19-55において、水奉行の職制が町奉行へと移っていたことを確認。)
・もう一度、Japan Knowledge 江戸明治東京重ね地図(http://na.jkn21.com/)を確認
[last access 2007/10/10]
→目白台三丁目5番に"大御番 太田丑之助"の屋敷あり。
・太田丑之助は太田新佐衛門の子孫では?
・水屋敷は細川家とはやや離れた同じ町にあったのでは?
・本学蔵書検索にてキーワード"細川家"で検索→18件ヒット(有用な文献なし)
・CiNii(http://ci.nii.ac.jp/)にてキーワード"細川家"で検索→72件ヒット [last access 2007/10/10]
→細川家文書による近世初期江戸屋敷の研究 / 北野隆 日本建築学会論文報告集 (200) P.95-102
目白台の屋敷については何も記述なし。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 細川家
- 永青文庫
- 文京区
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 教職員
- 登録番号
- 1000084189