レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/02/22
- 登録日時
- 2015/11/29 00:30
- 更新日時
- 2015/12/01 18:24
- 管理番号
- 0000001264
- 質問
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解決
『千代尼 第3版』(城丸章著 聖興寺事務所 1920.11)p80にある「丿乀庵」の読みかたを知りたい。
- 回答
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『国書人名辞典 第4巻』p429、「麻父(まふ)」の項によると、号のところに、「丿乀(へつほつ)庵(初世)」とある。
- 回答プロセス
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(1)『西の雲』の著者が「丿松」だったはずなので、書誌を確認すると、「べっしょう」とある。
(2)『元禄時代俳人大観 第3巻』の索引で、「へ」の部分を見ると、丿乀という人名があるが、乀の読み方は分からない。
(3)『字通』p1146、「丿」の項目には、「丿乀 へつふつ 左右にゆれるさま」という熟語の説明がある。
しかし、『字通』に「乀」の字は見つからない。
(4)「日本古典籍総合目録」(http://base1.nijl.ac.jp/infolib/meta_pub/KTGDefault.exe?DEF_XSL=default&GRP_ID=G0001401&DB_ID=G0001401KTG&IS_TYPE=meta&IS_STYLE=default 確認日:2015-02-19)」
で、丿?庵の著者名典拠を確認すると、以下の記述が見つかる。
「著者ID 154461 統一著者名 玉父( ぎょくふ ), K, 1 別称 丿乀庵( へつほつあん ) 丿乀庵/二世( へつほつあん/2せい ) 旧著者名 475741, 丿乀庵( へつふつあん ), 1 著者注記 〈典拠〉国書人名辞典補遺。」
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (91 9版)
- 参考資料
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- 1 字通 白川/静?著 平凡社 1996.10 R813.2/75
- 2 元禄時代俳人大観 第3巻 雲英/末雄?監修 佐藤/勝明?編 八木書店 2012.3 R911.33/10043/3
- 3 国書人名辞典 第4巻 市古/貞次?[ほか]編 岩波書店 1998.11 R025.1/38/S-4
- キーワード
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- 丿乀庵
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000184590