レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年10月20日
- 登録日時
- 2013/10/20 23:05
- 更新日時
- 2013/10/22 12:42
- 管理番号
- 20131020-1
- 質問
-
解決
呉康斎について知りたい。
- 回答
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呉与弼(ごよひつ) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
(1391―1469)
中国、明(みん)代初期の朱子学者。字(あざな)は子傅(しふ)、号は康斎。江西省崇仁県の人。・・・
陳白沙(ちんはくさ)(献章)、胡敬斎(居仁)、婁一斎(ろういっさい)(諒(りょう))を門人に得て思想界に活を入れた功績は大きい。日々の学道の記録である主著『日録』は中国、日本でよく読まれた。
参考文献
吉田公平著「呉康斎」(『朱子学大系 第10巻 朱子の後継 上』所収・1976・明徳出版社)
呉与弼 【ごよひつ】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E5%91%89%E4%B8%8E%E5%BC%BC (2013/10/19確認)
世界大百科事典 第2版の解説
ごよひつ【呉与弼 Wú Yǔ bì】 1391‐1469
中国,明代初期の朱子学者。字は子傅(しふ),号は康斎。江西崇仁県の人。明初の沈滞した思想界で自力で朱子学を修めた。朱子教学を忠実に実践した典型的な朱子後学者。思想内容には新見はないが,科挙に応ぜず郷里で生涯を講学にささげ,生きた朱子学を陳献章,婁諒,胡居仁などに呈示して思想界に活気を与えた。その再伝の弟子から明学の驍将を輩出させた功績は大きい。日々の学道記録である主著《日録》は幕末維新期の日本の思想界に一波紋を投じた。
中国文化史大事典 / 尾崎雄二郎, 竺沙雅章, 戸川芳郎編集代表 東京 : 大修館書店 , 2013 ISBN:97844690128
p.424 ごよひつ 【呉与弼】
中国学芸大事典 近藤春雄著 大修館書店 1978 ISBN:4469032018
p.252 ごよひつ 【呉与弼】
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 中世思想.近代思想 (125 9版)
- 中国 (222 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 朱子学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000139260