レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年06月01日
- 登録日時
- 2023/12/07 19:23
- 更新日時
- 2024/01/13 12:51
- 管理番号
- 大分県立郷土-2023-006
- 質問
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明治36年の地形図に「星生山」の位置に「九重山」と書いている。「星生山」が「九重山」と名称を変更した時期があるのか知りたい。
- 回答
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『日本歴史地名大系 45 大分県の地名』(平凡社 1995.2)に、以下のとおり記載あり。
p35~36 「九重山」
“江戸時代から久住・九重の名称については論争があったようで、(中略)しかし明治三六年(一九〇三)
の五万分の一の地形図では現在最高峰である中岳の南、久住町内の無名峰が最高点とされ、久住山と名付
けられた。また九重山の山名は久住山と同大の活字で現在の星生山の所に置かれた。”
なお、実際に五万分の一地形図を確認したところ、当館で所蔵している地形図では昭和33年発行の地図から、「星生山」の表記となっている。
- 回答プロセス
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1 所蔵している過去の五万分の一の地形図を確認。
該当地図名は「宮原」。
明治38年発行から「九重山」と表記。昭和33年発行から「星生山」と表記。
2 『日本歴史地名大系 45 大分県の地名』を確認。
索引に「星生山」あり、項目としてはなし。「九重山」の項目内に記載あり。
「九重山」に詳細が記載。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 10版)
- 参考資料
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日本歴史地名大系 第45巻 (大分県の地名). 平凡社, 1995.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002417671-00 , ISBN 458249045X
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日本歴史地名大系 第45巻 (大分県の地名). 平凡社, 1995.
- キーワード
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- 九重山
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000343104