レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年08月15日
- 登録日時
- 2012/11/14 11:08
- 更新日時
- 2013/01/04 10:27
- 管理番号
- 埼熊-2012-157
- 質問
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解決
「御義口伝」についてまとまっている本が見たい。
- 回答
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『新編日蓮大聖人御書全集』(日蓮著 堀日亨編 創価学会 1975)
p701-803に「御義口伝」(おんぎくでん)上・下が収録されている。
なお『法華経の智慧 1-6』の巻末に「御書引用索引」があり、『法華経の智慧』本文中にある上記『新編日蓮大聖人御書全集』「御義口伝」からの引用と、その解説あり。
- 回答プロセス
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自館目録を全項目〈御義口伝〉で検索するが該当なし。
事典を調査する
『世界大百科事典 2005年改訂版』(平凡社 2005)
p448〈御義口伝〉(おんぎくでん)「「就法華経御義口伝」「日興記」とも称す。」とある。これにより自館目録を〈日興記〉で検索するがヒットせず。
「日蓮の高弟日興が法華経の講義を筆録したとあるが、最近では書誌学的・教学的考察から偽撰説が定着しつつある。」
『総合仏教大辞典 上』(法蔵館 1987)
p155〈御義口伝〉「日興記とも、註経口伝とも称する。」とある。これにより自館目録を〈註経口伝〉で検索するがヒットせず。
『望月仏教大辞典 1』(望月信亨〔原編〕 塚本善隆編纂 世界聖典刊行協会 1974)
p360〈御義口伝〉(オンギクデン)
『国書総目録 1』(岩波書店 1982)
p707「御義口伝」翻刻は明治17年刊のみ
「御義口伝講註」は翻刻なし
『国史大辞典 4』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1984)
〈御義口伝〉の項あり。刊本には「『大正新修大蔵経 84』など」とある。
『大正新修大蔵経 84』(大正新修大蔵経刊行会編 大正新修大蔵経刊行会 1963)
p301-340「御義口伝」上と下あり。漢文。
インターネット情報の調査
《国立国会図書館サーチ》で検索すると下記の池田大作著作あり。
「御義口伝講義 上下」(池田大作 創価学会 1967-1676 国会図ほか所蔵)
池田大作『法華経の智慧 1-6』(聖教新聞社 1996-2000)を確認する。
索引で〈御義口伝〉を探す。
第1巻〈御義口伝〉p25、26、39、94、112、113、136、158、163
第2巻-第6巻にはなし
創価学会関係資料にあたる
自館目録を全項目〈創価学会〉 or 著者〈池田大作〉 & 資料種別〈一般和書〉の資料を確認する。
『仏教哲学大辞典』(創価学会教学部編 聖教新聞社 1985)
p197〈御義口伝〉の項あり
『日蓮正宗教学小辞典』(創価学会教学部編 創価学会 1979)
p280-282〈御義口伝〉の項あり
『仏教哲学大辞典 1』(池田大作監修 創価学会教学部編 創価学会 1964)
p554-555〈御義口伝〉の項あり。
『仏教哲学大辞典 4』(池田大作監修 創価学会教学部編 創価学会 1968)
p1011-1012〈日蓮〉の項中に〈御義口伝〉の項あり。p1012に「生命論」について記述がある旨の記述あり。
『新編日蓮大聖人御書全集』(日蓮著 堀日亨編 創価学会 1975)
p701-803「御義口伝」上下あり。本文は読み下し。
前出『法華経の智慧』巻末の「御書引用索引」のページ数に対応。
- 事前調査事項
- NDC
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- 各宗 (188 9版)
- 参考資料
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- 『新編日蓮大聖人御書全集』(日蓮著 堀日亨編 創価学会 1975)
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『法華経の智慧 1-6』(聖教新聞社 1996-2000)
- キーワード
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- 日蓮宗-教義
- 創価学会
- 御義口伝(オンギクデン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000113977