レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/04/04
- 登録日時
- 2009/09/09 02:11
- 更新日時
- 2009/09/17 09:11
- 管理番号
- 埼熊-2009-011
- 質問
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解決
埼玉県の岩槻(イワツキ)城発掘の際、成田正等が岩槻城を築く前の時代のカワラケが出土したと聞くが、①そのカワラケ出土の全容や特徴を知りたい。②出土した場所を使っていた人はその周辺に勢力があった渋江氏か知りたい。
- 回答
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①以下の資料を紹介する。
『岩槻城関連遺跡群発掘調査報告書 1』(岩槻市教育委員会 1996)
p5、19、22、45、49-54 カワラケの出土記録あり。年代:15世紀後葉。
『岩槻城関連遺跡群発掘調査報告書 2』(岩槻市教育委員会 1997)
p38 カワラケの出土記録あり。年代:16世紀後半。
『岩槻城二の丸跡第4地点発掘調査報告』(埼玉県岩槻市遺跡調査会 2003)
p16-68 カワラケの出土記録あり、観察表あり。p69-73 まとめにカワラケの考察、図あり。
年代:17世紀中葉。
『岩槻城新曲輪跡隣接第2地点発掘調査報告書』(埼玉県岩槻市遺跡調査会 2000)
p23 カワラケの出土記録あり。年代:16世紀以降~18世紀代。
『岩槻城樹木屋敷跡発掘調査報告書』(埼玉県岩槻市遺跡調査会 1993)
p29、111、120 カワラケの出土記録あり。年代:岩槻城築城~近世。
②渋江氏は平安時代の武蔵七党の野与氏の子孫で渋江郷に住し、地頭職をつとめたが、鎌倉幕府滅亡とともにその領地は没収されている。岩槻城発掘調査報告書等のカワラケの記録には、渋江氏が使用していたという記述は見あたらなかった。
- 回答プロセス
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岩槻城発掘の調査報告書、渋江氏に関係する資料を調査して回答する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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- 『岩槻城関連遺跡群発掘調査報告書 1』(岩槻市教育委員会 1996)
- 『岩槻城関連遺跡群発掘調査報告書 2』(岩槻市教育委員会 1997)
- 『岩槻城二の丸跡第4地点発掘調査報告』(埼玉県岩槻市遺跡調査会 2003)
- 『岩槻城新曲輪跡隣接第2地点発掘調査報告書』(埼玉県岩槻市遺跡調査会 2000)
- 『岩槻城樹木屋敷跡発掘調査報告書』(埼玉県岩槻市遺跡調査会 1993)
- キーワード
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- さいたま市岩槻区-遺跡-遺構
- 渋江(シブエ)氏
- 埼玉県-城郭-岩槻城
- 郷土資料
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000057733