(1)WebcatやNDLOPACで検索すると、それぞれ数件ヒットした。どれもイタリアのもののようだ。
(2)「伊和中辞典」で「unita」をひくと、英語ではunityの意味とのこと。固有名詞として「l'~ ウニタ」があり、
「1924年グラムシによりトリーノで創刊された朝刊紙・・・」などとある。
(3)インターネットでは「ウニタ」と読んでいるものが多く、少しだけ「ルニータ」と読んでいるものもある。
(4)朝日新聞記事に次のようなもがあった。
・「イタリア共産党の元機関紙『ウニタ』休刊(00/7/29)」
・「機関紙『ウニタ』復刊イタリア旧共産党(01/3/30)」
(5)NDLOPACで次のような図書があった。
・イタリア共産党機関紙「ウニタ」の質問にたいする回答 / キム・イルソン. -- 外国文出版社, 1974
(6)NDL雑誌記事索引で次のような記事があった。
・歴史的妥協の巨大な前進--6月地方選勝利の意味するもの〔イタリア共産党機関紙「ウニタ」紙(1975年7月3日)より〕 (ヨーロッパの社会主義<特集>-3-) / アルマンド コッスッタ 著 ; 佐藤 紘毅 訳
現代の理論. 12(12) [1975.12]
・歴史的妥協の諸問題--その現状と展望〔イタリア共産党機関紙「ウニタ」(1975年5月14日号)より〕 (ヨーロッパの社会主義<特集>-3-) / ベルリングェル 著 ; 藤沢 道郎 訳
現代の理論. 12(12) [1975.12]
・イタリア共産党「ウニタ」紙の50周年--「平和と社会主義の諸問題」編集局の質問に答える / インタヴュー Gino Galli
平和と社会主義の諸問題. (通号 130) [1974.04.00]
・ポーランド問題にたいするイタリア共産党政治局コミュニケ〔「ウニタ」1970年12月19日〕 / 河野 穣 訳
現代の理論. 8(3) [1971.03.00]
・ポーランドの事実について(アルド・トルトレッラ)〔「ウニタ」1970年12月20日〕 (ポーランド問題にたいするイタリア共産党政治局コミュニケ〔「ウニタ」1970年12月19日〕)
現代の理論. 8(3) [1971.03.00]
・革命の武器としての哲学--八つの質問にたいする答〔イタリア共産党機関誌「ウニータ」1968年2月掲載〕 (ルイ・アルチユセールについて--フランスの思想状況にかんする私的なレポートー1-) / ルイ アルチュセール ; 西川 長夫 訳
立命館文學. (通号 304) [1970.10.00]
・世界共産党会議〔で討議された諸問題〕とイタリア共産党の立場〔「ウニタ」6月12日〕 (国際共産党・労働者党会議(資料)) / E. べルリングェル ; 西川 一郎 訳
経済評論. 18(9) [1969.08.00]
(7)レファ協「調べ方マニュアル」より
調べ方マニュアル
「700015 各国の代表的な新聞」(国立国会図書館)
https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.manual?id=2000000496に次の資料が紹介されており、所蔵があったので内容を確認した。
●「日本新聞年鑑」(日本新聞協会)
※イタリアの新聞名に関する情報なし。
●「多文化社会図書館サ-ビスのための世界の新聞ガイド」(むすびめの会 1995.12)
「アジア・アフリカ・中南米・環太平洋地域43カ国の代表的な新聞が紹介されています。」
※イタリアの新聞名に関する情報なし。
●「世界のメディア」(教育社国際地域研究センター 1987.10)
「約180ヶ国の新聞・通信・雑誌・テレビ・ラジオ・広告についての説明が載っています。
各国の主要新聞の一覧があります。」
※p.441(イタリアの)「主要日刊紙」の一覧表の中に
・L’Unita ルニタ (共産党機関紙)とあり。