レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/03/03
- 登録日時
- 2010/04/02 02:00
- 更新日時
- 2010/08/02 10:00
- 管理番号
- 長野市立長野-09-017
- 質問
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解決
やしょうまのいわれ。
毎年この時期になると長野ではやしょうまを作りますが、どういったいわれがありますか。
- 回答
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釈迦が入滅のとき、やしょうまを食べ、「邪(やしょ)、うまかったぞ」と言ったからというのが一般的。
米の粉をこねて片手で握った形が馬の背に似ているので「やせうま」がなまった説もある。
『ヘルスメイトが伝える健康長寿を支える長野色の食』p13にやしょうまのカラー写真が載っていたのでそちらも紹介した。
- 回答プロセス
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郷土資料N590の書架を見る。
『ながのうまいもの 家庭の味・伝統の味』p269、p304-305にやしょうまの由来(「やしょ、うまかった」)、習わし、作り方等が掲載されている。
『おふくろの味ふるさとの味』p39に由来(「やしょ、うまかった」、痩せた馬の形、釈迦の耳の形など)、カラー写真、作り方等が掲載されている。
『ヘルスメイトが伝える健康長寿を支える長野色の食』p13にカラー写真、作り方が掲載されている。
『広辞苑 第6版』で「やしょうま」を引くと「手で握った形が馬に似るところからいう。やせうま。」とある。
これらの内容を回答する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品.料理 (596)
- 参考資料
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- 『ながのうまいもの 家庭の味・伝統の味』長野県農業改良協会/編集 長野県農業改良協会 2003.10 <N590ナ>
- 『ヘルスメイトが伝える健康長寿を支える長野色の食』長野県食生活改善推進協議会/編 ほおずき書籍 2005.04 <N590ヘ>
- 『おふくろの味ふるさとの味』石坂 里子/著 信濃毎日新聞社 1996.01 <N590イ>
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『広辞苑 第6版』新村 出/編 岩波書店 2008.01 <R813コ>
- キーワード
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- やしょうま
- 郷土食
- 長野県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000065734