レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/02/02
- 登録日時
- 2016/03/30 00:30
- 更新日時
- 2016/03/30 00:30
- 管理番号
- 北方 15-0076
- 質問
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解決
明治27年3月2日から4日まで留岡幸助氏の元で冬期学校を開設する案内があった。
この冬季学校についての書かれている資料はあるか。
- 回答
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第1回冬期学校についての記述あり。
・『新北海道史年表』(回答資料1)
→p305「1894(明治27)」
「3.2 留岡幸助ら、市来知に北海道冬期学校(第1回)を開校(宗教と農業等実学を講義)」とあり。
出典は『留岡幸助日記 1』。
・『留岡幸助日記 第1巻』(回答資料2)
→p384~385に司会、内容、参加人数などが書かれている。
・『留岡幸助著作集 第5巻』(回答資料3)
→p396~397「消息年譜」の明治27年(1894)に冬期学校の大まかな日程と留岡の役割、『福音新報』が報じた冬期学校についての記事が引用されている。
(日程)3/2 感話祈祷会で奨励、公開演説会司会。
3/3 感話祈祷会で奨励、公開演説会で講演(「監獄談」)
3/4 晩餐礼司式、教役者会・公開演説会に出席
3/5 感謝会で閉会の祈祷、懇親会開催
・『留岡幸助著作集 第1巻』(回答資料4)
→p48~50「北海道冬期学校所感」には、会場は「石狩国市来知空知基督教会堂」とある。
第2回以降についての記述
・『新北海道史 第4巻 通説』(回答資料5)
→p1157「また明治24年空知集治監に教誨師として着任した留岡幸助は、市来知を中心に冬期学校を設け、慈善事業、農業、宗教等を科目として満3か年継続した。そして留岡が去るとこれは廃止されたとあるが(教育農場五〇年)『基督教新聞』によれば、第4回冬季学校は30年1月に札幌、第5回は31年に月形村(聖園)、第6回は32年2月に旭川でそれぞれ開催されており、宗教と農業等実学をあわせて講義する方針もほぼ貫徹されている。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 7版)
- 参考資料
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- 1 新北海道史年表 北海道∥編纂 北海道出版企画センタ- 1989.3 210.03/HO
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2 留岡幸助日記 第1巻 留岡 幸助∥著 留岡幸助日記編集委員会∥編 矯正協会 1979.2 081.6/TO/1 -
3 留岡幸助著作集 第5巻 留岡 幸助∥著 同志社大学人文科学研究所∥編 同朋舎 1981 081.6/TO/5 -
4 留岡幸助著作集 第1巻 同志社大学人文科学研究所∥編 同朋舎 1978.11 081.6/TO/1 -
5 新北海道史 第4巻 通説 北海道 北海道 1973 210.1/HO/4
- キーワード
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- キリスト教
- 学校
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000190408