レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年11月25日
- 登録日時
- 2008/02/10 13:32
- 更新日時
- 2008/02/10 13:32
- 管理番号
- 福島地域0120
- 質問
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解決
堀江覚治について記載のある資料を知りたい。
- 回答
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堀江覚治は明治期の政治家です。
調査資料のうち『福島県史 第5巻』,『福島県史 第22巻』,『福島県人名辞典』,『会津会雑誌 第35号』,『安積桑野会会員名簿 昭和59年度版』に記載がありました。
また、旧姓の志賀覚治名義で著書があり、国立国会図書館において『将来之日本潮流』が近代デジタルライブラリーに収録、『軍隊』がマイクロフィッシュ化されていますのでご紹介します。
- 回答プロセス
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・Googleで、「志賀覚治」を検索すると、「『少年園』における表象としての「現実」と「地方少年」」(目黒強)日本文学協会『日本文学』1998年12月号掲載がヒット。本文中に「福島県尋常中学校生」とあったので、後裔学校である安積高等学校の同窓会名簿を調査した結果、本籍等判明。
- 事前調査事項
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調査済資料 = 『議会制度百年史 衆議院議員名鑑』,『衆議院名鑑』,『議会制度百年史 院内会派編 衆議院の部』
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 福島県史 第5巻L210.1/F1/1-5、100006949 (・付録p42-43に歴代福島県選出衆議院議員の表あり。第8回明治36年3月1日郡部選出,第10回明治41年5月15日郡部選出で堀江覚治の記載あり。)
- 福島県史 第22巻L210.1/F1/1-22、100049501 (・p445に堀江覚治の項目あり。本文10行。肩書 衆議院議員。出身地 伊達郡梁川町。参考資料 『衆議院議員名鑑』『福島県史』『福島県人名辞典』等の記載。)
- 福島県人名辞典L281.03/J1/1、100060805 (・ほノ部p9-10に堀江覚治(覚は旧字)の項目あり。本文16行。肩書きは前代議士。伊達郡梁川町の人。のち堀江氏の養子となる。伊達郡梁川町[在住])
- 会津会雑誌 30号~39号L051/A2/1-3、100168301 (・「會津會雑誌」第35号 昭和4年12月発行 ・p36-41に「西郷頼母翁」 前代議士 堀江覚治 の一文あり。本文183行。会津会の会員名簿に記載がないことから、会員ではなかった模様。)
- 安積桑野会会員名簿 昭和59年度版L376.4/A10/1、100259092 (・p4に第3期(明治24年卒業)として志賀覚治の記載あり。本籍地または出身地として「磐前郡下蔵持村字嘉睦家15」とあり。)
- キーワード
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- ホリエ カクジ;堀江 覚治
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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誕生日:1870年(明治3年)2月生まれ 出身:福島県磐前郡鹿島村 霊山神社の西郷頼母に学び、明治22年に慶應義塾入塾。同塾の入社帳では苗字が志賀になっている。福島県石川義塾講師。岐阜日日新聞主筆、梁川第百一銀行監査役。第四軍司令部附陸軍通訳。満州で堀江組を創立し、移民事業を営む。福島県から衆議院に5回出馬、2回当選。明治36年衆議院理事。同44年日比谷明治会に参加。同年ローマで行われた万国人種会議に出席。中央倶楽部で日本国評議員に任命される。昭和5年4月23日に死去。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000041767