レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年2月3日
- 登録日時
- 2018/02/03 10:42
- 更新日時
- 2018/03/29 09:15
- 管理番号
- 県立長野-17-139
- 質問
-
未解決
明治44年から昭和30年頃まで、信越本線の沓掛駅(現しなの鉄道中軽井沢駅)から、国有林内の小瀬まで木材運搬用の手押し軌道(トロッコ)があったようだが、それが実際に使用されている写真があるか。
軽井沢町立図書館には別途照会するとのこと。
- 回答
-
『軽井沢百年の歩み 改訂』島崎清編・発行 1985年 【N222/55A】にそれではないかと思われる写真は掲載されている。
62ページに岩村田営林署提供の、木材を運搬している貨車と思われる写真が掲載されており、「※岩村田営林署、間伐材軌道運搬」と大正10年の実績の説明が付されている。
(こちらは依頼者の方も確認済みとのことであった。)
- 回答プロセス
-
1 森林鉄道に関しては『国有林森林鉄道全データ 中部編』矢部三雄編著 信濃毎日新聞社 2015年 【N656/18】があり、該当の軌道が85ページに「旧岩村田営林署管内 小瀬林道(森林鉄道2級」として記載があるが写真はない。
この図書を含めて木曽地域の森林鉄道に関する資料は比較的あり、八ヶ岳森林軌道に関するものも所蔵しているが、小瀬林道に関するものはない。
2 軽井沢に関する資料を調査。
回答欄記載のとおり『軽井沢百年の歩み 改訂』に該当する可能性のある写真があるが、依頼者確認済みとのこと。
※後日「軽井沢町立図書館デジタルアーカイブ」に「森林鉄道」と題された写真(撮影時期不明)が掲載されているのが見つかった。
- 事前調査事項
-
岩村田営林署には照会済み
- NDC
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- 森林工学 (656)
- 参考資料
- キーワード
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- 森林鉄道
- 小瀬林道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000229965