レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年02月14日
- 登録日時
- 2012/02/14 17:12
- 更新日時
- 2012/02/14 22:58
- 管理番号
- 20120214-4
- 質問
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解決
「一人一人」の読みについて知りたい。
- 回答
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『日本国語大辞典』に次の情報があった。
ひとり‐びとり 【一人一人】
〔名〕
(「ひとりひとり」とも)
①どちらかひとり。だれかひとり。
*竹取〔9C末~10C初〕「思ひ定めてひとりひとりにあひ奉給ね」
*源氏〔1001~14頃〕若菜上「ひとりひとり罪なき時には、おのづからもてなす例どもあるべかめり」
②一緒になっていたものが、ひとりずつに分かれること。
*多武峰少将物語〔10C中〕「つねにおもひを、たきものの、ひとりひとりも、もえいでなまし」
③各人。めいめい。
*五音曲条々〔1429~41頃〕「ひとりひとりの達声として、自他一音の曲道はあるべからず」
*西国立志編〔1870~71〕〈中村正直訳〉一「人民各箇(ヒトリヒトリ)に身を修め、家を治め」
デジタル大辞泉
ひとり‐ひとり 【一人一人】
《「ひとりびとり」とも》
1 多くの中のそれぞれの人。めいめい。各人。副詞的にも用いる。「―の自覚が大切だ」「―診察する」
2 どちらかひとり。だれかひとり。
「思ひ定めて―に逢ひ奉り給ひね」〈竹取〉
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本語 (810 9版)
- 辞典 (813 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- ひとりびとり
- ひとりひとり
- 一人一人
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000101570