レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/01/30
- 登録日時
- 2011/01/28 02:00
- 更新日時
- 2011/02/10 09:18
- 管理番号
- 10-2D-201001-30
- 質問
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解決
裁判の(1)期間・(2)費用について、ここ10年くらいの統計を見たい。
- 回答
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(1)裁判期間
『裁判所データブック 2002』(最高裁判所/編著 判例調査会,2002.7)
平成4年から平成13年まで10年間の民事既済事件の平均審理期間あり。(p.33)
『裁判所データブック2009』は、大阪府立図書館に所蔵ありとご案内。
(2)裁判費用
統計は見つからず。
『日本大百科全書』【裁判費用】の項目によれば、
「訴訟を追行するに際して当事者が裁判所に納付しなければならない費用を裁判費用という」とあるので、弁護士費用等は「裁判費用」には含まれない。
裁判所に納付しなければならない費用のうち、申し立て手数料については
裁判所ホームページに、「手数料額早見表」掲載。
http://www.courts.go.jp/saiban/tetuzuki/tesuuryou.html (2011.1.27確認)
- 回答プロセス
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1.商用データベース「Japan Knowledge(ジャパンナレッジ)」(事典・辞書等) を調査
『日本大百科全書』【裁判費用】・【訴訟費用】の項目を参照。
2.関連図書を調査
『裁判所データブック』(最高裁判所/編著 判例調査会,2002.7)
民事帰結事件の平均審理、期間の推移(p.33)
掲示通常第一審における終局人員の平均審理期間の推移(地方裁判所)など、審理期間あり、費用なし。(p.34-35)
『民訴費用法/仲裁法』(小林 久起/著 近藤 昌昭/著 商事法務,2005.10)
民事訴訟費用のみなら、法改正前と後の手数料一覧があり。
3.インターネット情報を調査
解答につながる情報は見つからなかった。
・日本司法支援センター法テラス http://www.houterasu.or.jp/ (2011.1.27確認)
・首相官邸
最高裁の国選弁護人の報酬等について公開
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sihou/kentoukai/koutekibengo/dai3/3siryou-si-3.pdf (2011.1.27確認)
・最高裁判所
サイト内検索“費用”より、民事訴訟費用について、簡易裁判所の民事訴訟手続きの説明はあり。
「民事訴訟費用等に関する規則」
http://www.courts.go.jp/kisokusyu/minzi_kisoku/minzi_kisoku_50.html (2011.1.27確認)
・日本弁護士連合会
「弁護士報酬(費用)」http://www.nichibenren.or.jp/ja/attorneys_fee/ (2011.1.27確認)
- 事前調査事項
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1.利用者より
お手持ちの資料に、『司法統計年報』(法曹会)よりと書かれた古い数値は掲載されていたとのこと。
2.統計書を調査
『司法統計年報』(法曹会)は、大阪市立図書館にはなし。大阪府立図書館にあることをお伝え。
下記には情報なし
『日本統計年鑑』(日本統計協会)、『日本の統計』(日本統計協会)、『統計でみる日本』(日本統計協会)
3.インターネット情報を調査
googleで、キーワード“裁判”ד期間”ד平均”で検索
裁判所「訴訟事件の平均審理期間の推移」http://www.courts.go.jp/saikosai/about/iinkai/zinsokuka_kentoukai/01/siryo5.html (2011.1.19確認)が見つかり、ご案内。
同ホームページ「司法統計」のページには、有用な情報なし。
googleで、“裁判”ד費用”ד統計”、“裁判費用”דいくら”などでは有用な情報なし。
- NDC
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- 司法.訴訟手続法 (327 9版)
- 参考資料
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- 商用データベース「Japan Knowledge(ジャパンナレッジ)」(事典・辞書等)『日本大百科全書』
- 『裁判所データブック2002』最高裁判所/編著 判例調査会,2002.7<当館書誌ID:0010472927>
- 裁判所ホームページ「手数料額早見表」HPhttp://www.courts.go.jp/saiban/tetuzuki/tesuuryou.html (2011.1.27確認)
- キーワード
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- 裁判
- 統計
- 平均審理期間
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000077274