レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年05月12日
- 登録日時
- 2015/11/02 15:00
- 更新日時
- 2019/03/03 11:58
- 管理番号
- 20151103
- 質問
-
未解決
鎌倉時代に、横須賀市東部(観音崎方面)にリスは生息していたか。
- 回答
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鎌倉時代、横須賀市東部にリスが生息していたかどうかは確認できませんでした。
ニホンリスは神奈川県内で生息していますが、現在の生息地は、神奈川県の「北西部の産地やその周辺の丘陵」です。(『神奈川の自然図鑑3 哺乳類』)
横須賀市の夏塚貝塚、吉井城山貝塚から発掘された獣骨は、
ノウサギ、ムササビ、タヌキ、テン、イノシシ、ニホンジカ、イヌ、ニホンザル、キツネ、イタチ、アナグマ、カワウソ、アシカ、トド、イルカ類(『三浦半島の自然環境』)
中世鎌倉の出土遺物で、動物は
シカ、イノシシ、タヌキ、キツネ、アナグマ、ノウサギ、オオカミ、ウシ、ウマ、イヌ
リスの骨は出土していません。
- 回答プロセス
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①該当地域の遺跡の出土物や自然環境の資料を確認する
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 哺乳類 (489 8版)
- 参考資料
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- 『三浦半島の自然環境』 横須賀市自然博物館/編 横須賀市自然博物館 1991年 402.9 P35 三浦半島の脊椎動物
- 『中世都市鎌倉』 河野真知郎/著 講談社 1995年 210.2 4-06-258049-7 P162~165
- 『よみがえる中世 3』 平凡社 1989年 210.4 4-582-47553-1 P168~171
- 『哺乳類』神奈川県立生命の星・地球博物館/編 有隣堂 2003年 489 4-89660-175-0 P42~43
- キーワード
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- ニホンリス
- リス
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000183219