レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/11/13
- 登録日時
- 2012/01/14 02:02
- 更新日時
- 2012/04/05 14:32
- 管理番号
- 6000006021
- 質問
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解決
歌人の吉井勇の忌日は、有名な歌にちなんで名付けられているというが、どのような名前か。
- 回答
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『カラー図説日本大歳時記 冬』によると、吉井勇の忌日は「勇忌(いさむき)」「かにかく忌」「紅燈忌(こうとうき)」などと呼ばれ、初冬の季語。
- 回答プロセス
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参考室の910(日本文学)の書架を探し、『日本現代文学大辞典 人物・事項編』(明治書院)で「吉井勇」を調べる。昭和35(1960)年11月19日没だが、忌日については記載なし。
『366日の話題事典』(東京堂出版)で11月19日を調べるが、逝去の欄に吉井勇の名はあるものの、文学忌についての記載なし。
『カラー図説日本大歳時記 冬』(講談社)を調べたところ、目次の「行事」の項に忌日も記載あり。
「勇忌」の項があったため確認したところ、吉井勇の忌日と判明。「かにかくに祇園は恋し寝るときも枕の下を水のながるる」の歌が有名なところから「かにかく忌」とも呼ばれるとのこと。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (910 9版)
- 参考資料
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- 『日本現代文学大事典 人名・事項篇』三好 行雄/[ほか]編集(明治書院)
- 『カラー図説 日本大歳時記 冬』(講談社)
- キーワード
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- 吉井勇
- 忌日(キジツ)
- 文学忌
- 歌人
- 短歌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000099947