レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年06月30日
- 登録日時
- 2011/06/30 12:31
- 更新日時
- 2011/06/30 12:31
- 管理番号
- 牛久-767
- 質問
-
解決
『万葉集』の中に、牛久のことを詠んだ歌はあるか。
- 回答
-
『万葉集』の中に牛久市のことを詠んだ歌と断定できる歌はなし。
調査過程で「牛久市史料 中世2~記録編」の1章第1節「奈良・平安期の牛久関係記録」に、
地名として「河内郡・信太郡(牛久の旧地名)」が見える文献史料が収録されているのを発見したので、
参考資料として提示。
- 回答プロセス
-
①現在と中世では地名が異なるため、中世での牛久市の地名を確認。
→「国史大辞典」の「常陸」の項目、及び「牛久市史研究 創刊号」より「信太郡・河内郡」と判明。
②自館OPACで「万葉集」を件名検索。
→「万葉集 常陸の歌(上・下)」(ふるさと文庫)
「常陸万葉風土記(上・下)」(ふるさと文庫) の2冊に
「信太郡 物部道足」なる人物の歌が収録されている。しかし、信太郡は牛久市だけでなく周辺市町村も
含まれる。この本文を読む限り、牛久市に住んでいたわけではなさそう。
→「時のかけはし~茨城の万葉歌碑をたずねて~」をチェックするが、牛久市は歌碑なし。
→「新日本古典文学大系・別巻5万葉索引」の地名索引で「信太」を引くが、上記と同じ歌のみ。
『万葉集』の中に牛久市のことを詠んだ歌と断定できる歌はなし。
調査過程で「牛久市史料 中世2~記録編」の1章第1節「奈良・平安期の牛久関係記録」に、
地名として「河内郡・信太郡(牛久の旧地名)」が見える文献史料が収録されているのを発見したので、
参考資料として提示。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 作品集 (918 8版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 万葉集
- 牛久
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般男性
- 登録番号
- 1000088004