レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年11月16日
- 登録日時
- 2019/03/06 14:09
- 更新日時
- 2019/03/06 16:15
- 管理番号
- 1577
- 質問
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解決
春日市の児童保育の歴史と経過について、スタート時の規模、制度上の節目の出来事を知りたい。また、福岡県および全国の学童保育の実態のデータが見たい。現代の春日市の学童保育の制度についてと、課題があればそちらも知りたい。
- 回答
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1、春日市の児童保育の歴史と経過、スタート時の規模、制度上の節目の出来事
『春日市史 中』(110066768)p.730に、昭和53年4月に春日市最初の学童保育所「チャイルドクラブ」ができたとある。
『市勢統計書 平成2年度版』(110044716)p.88に、昭和60年の「チャイルドクラブ」のデータあり。利用者数は6740人とある。
『春日市教育誌』(110044526)p.567には、「チャイルドクラブ」が須玖小学校地にプレハブ建てだったとある。
制度上の節目の出来事は、『平成29年度 春日市学童保育(放課後児童クラブ)入所のしおり』(114293541)p.3、及び『春日市史 中』p.729の年表をご案内した。
2、現在の学童保育の実態
厚生労働省のサイトにある「放課後児童健全育成事業実施状況 H29」と「放課後児童クラブ関係資料」をご案内した。
また、関連資料として『子どもの発達と学童保育』(113520225)、『学童保育ハンドブック』(113693022)、『新しい時代の学童保育実践』(114425127)もご案内した。
3、現代の春日市の学童保育の制度についてと、課題
『春日市学童保育(放課後児童クラブ)入所のしおり』p.2に「春日市学童保育連合会は、NPO法人の認証を受け、2003年4月1日、特定非営利活動法人子ども未来ネットワーク春日として新しいスタートをきりました」とあり、より透明性の高い運営を目指さねばならないとのことだった。
- 回答プロセス
-
1、
まず『春日市史』にあたり、最初の学童保育の名前や設立年がわかった。
自館ОPACで春日市の学童保育に関する資料や市勢統計を探し、一冊ずつ該当データがないか確認した。
2、
「現在の」ということで学童保育に関する近年に出た図書資料を参照したが、
レファレンスインタビューを行うなかで、利用者が具体的な数字を求めているとわかったので、
インターネットで統計などが公開されていないか調べた。
その結果、厚生労働省のサイトに上記のページを見つけたのでご案内した。
3、
こちらも、「現代の」ということなので、現在の学童保育所の実際のしおりでご案内をした。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000252680