レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年10月20日
- 登録日時
- 2022/03/17 18:01
- 更新日時
- 2022/07/18 13:28
- 管理番号
- 埼久-2021-097
- 質問
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解決
堀口大学の著書で、メキシコ語(現スペイン語)の詩を訳したものを見たい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
『ドン・キホーテ』(ミッゲール・デ・セルバンテス著 堀口大学訳 新潮社 1974)
p1-10「まえがき」に「この作中に、引用の体裁で、しばしば現われる詩篇は、必ずしも全部が優れているとは言えないようだ。詩人としてのセルバンテスに出来不出来の差の多いことは、認めなければならない。」とあり。
p27-33「『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』の刊本に寄せられた諸家の詩篇」あり。
『堀口大学全集 補巻2 翻訳作品』(堀口大学著 小沢書店 1984)
p680-723「乳房考」にラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナ著の『乳房雑考』『乳房抄』『乳房新抄』あり。
「訳者のあとがき」に「ラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナはマドリッド生れのスペイン作家。(中略)断乎母国を去り、南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに定住、(中略)一九六三年に他界するまでこの地に在り故国復帰はしなかった。」とあり。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈著者:堀口大学〉〈著者:堀口大学 & フルテキスト:スペイン〉〈著者:堀口大学 & フルテキスト:メキシコ〉〈著者:堀口大学 & NDC分類:96〉〈堀口大学訳〉で検索する。
2 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈堀口大学〉〈堀口大学 & スペイン語〉で検索する。
《関西大学東西学術研究所》(https://www.kansai-u.ac.jp/Tozaiken/index.html 関西大学東西学術研究所)
ラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナ作、平田 渡 編訳「グレゲリーア抄」(『関西大学東西学術研究所紀要 第37輯』p1-37 関西大学東西学術研究所 2004.4 https://www.kansai-u.ac.jp/Tozaiken/publication/bulletin.html)
p2-9「訳者まえがき」の「ラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナ(-八八八ー一九六三)の本邦への紹介者、堀口大學(一八九ニ-一九八一)」に「それから、大學がラモンの『乳房』を、『乳房雑考』(一九六九)と『乳房抄』(七〇)、さらには『乳房新抄』(八〇)と三回に分けて日本に紹介するまでに、永い時間が流れた。」とあり。
3 《国立国会図書館サーチ》(http://iss.ndl.go.jp/ 国立国会図書館)を〈タイトル:乳房 & 著者:堀口大学〉で検索する。
〈その他調査済み資料〉
『名詩名訳ものがたり 異郷の調べ』(亀井俊介[ほか]著 岩波書店 2005)
『堀口大学訳詩集』(堀口大学著 思潮社 1980)
『海軟風 堀口大学訳詩集』(堀口大学著 新潮社 1954)
『堀口大學 詩は一生の長い道』(長谷川郁夫著 河出書房新社 2009)
『世界文学講座 10 南欧文学篇』(新潮社 1930)
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2021年10月28日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩 (961 9版)
- 参考資料
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- 『ドン・キホーテ』(ミッゲール・デ・セルバンテス著 堀口大学訳 新潮社 1974)
- 『堀口大学全集 補巻2 翻訳作品』(堀口大学著 小沢書店 1984)
- キーワード
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- 堀口 大学(ホリグチ ダイガク)
- スペイン詩
- 翻訳文学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 文学
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000313743