レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/10/05
- 登録日時
- 2023/10/05 18:57
- 更新日時
- 2024/02/29 09:58
- 管理番号
- 鳥県図20230013
- 質問
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新体操の手具の由来、歴史を知りたい。
- 回答
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■図書
・『21世紀スポーツ大事典』
…p.861-cに、「5種類の手具(ロープ・フープ・ボール・クラブ・リボン)はそれぞれ、狩猟に用いられた縄、武器の名残であるこん棒、中国の民族舞踊にみられるリボンなど、異なる文化と歴史の痕跡をとどめている」との記載あり。
・『〈最新〉スポーツ大事典』
…p.427~「手具体操」の項に、手具体操の始まりや発展の様子が書かれている。
・『スポ-ツ大百科』
…p.166「新体操」の項に「特に体操の盛んな欧州の諸国では、学校体育の中で手具を使用しての運動が進み、国によっては競技として行っていたようである」との記述あり。
・『体操の近代日本史』
…p.53「4.軽体操」の項に、ダイオ・ルイスが1860年にボストンで発表した「軽体操」についての解説が記載されている。「軽体操」の手具として、唖鈴、棍棒、球桿、木環、豆嚢が挙げられている。p.54に各手具の図掲載(「手具製作図解(新撰体操書、1882)」)。
■インターネット情報(最終確認日:2024年1月21日)
・『新撰體操書』(體操傳習所、[1882])※近代教科書デジタルアーカイブより
…p.218~最終ページに、「軽運動用器具製作之法」掲載。図あり。
同資料は『近代体育文献集成 第8巻 (体操 1)』にも収録。
https://nierlib.nier.go.jp/lib/database/KINDAI/EG00004940/900074666.pdf
- 回答プロセス
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・「新体操」をキーワードに蔵書検索。
・スポーツに関する事典類を参照。
・「新体操」「手具」等をキーワードに論文検索(国立国会図書館サーチ、CiNii Research、Google Scholar)。
・調査の過程で出てきた「軽体操」というキーワードで更に検索。
・新体操に限らず、体操全般の資料の中から、「軽体操」に関する箇所を参照。
- 事前調査事項
- NDC
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- 体操.遊戯 (781 10版)
- 参考資料
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中村敏雄, 髙橋健夫, 寒川恒夫, 友添秀則 編集主幹. 21世紀スポーツ大事典. 大修館書店, 2015.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I026002083 , ISBN 978-4-469-06235-9 -
岸野雄三 [ほか]編. 最新スポーツ大事典. 大修館書店, 1987.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001865333 , ISBN 4-469-06203-0 -
日本体育協会監修 ; 岸野雄三編集代表. 最新スポーツ大事典 [正編]. 大修館書店, 1987.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000136-I1130000795883576832 , ISBN 4469062030 -
スポーツ大百科. スポーツ大百科刊行会, 1982.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001569156 -
木下秀明 著. 体操の近代日本史. 不昧堂出版, 2015.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I026022532 , ISBN 978-4-8293-0505-8
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中村敏雄, 髙橋健夫, 寒川恒夫, 友添秀則 編集主幹. 21世紀スポーツ大事典. 大修館書店, 2015.
- キーワード
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- 新体操
- 手具
- 軽体操
- 手具体操
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000339413