レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/11/01
- 登録日時
- 2021/04/01 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:41
- 管理番号
- M20121718410793
- 質問
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江戸時代、旅人が旅の途中で行き倒れた際に岡山ではどのような対応をしていたのか。
- 回答
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資料①『岡山県史 第7巻 近世Ⅱ』によると、旅人罹病者の保護については幕府が御触書を出しており、煩った旅人に対して治療を施し、もし病気が回復せず本人が帰国を申し出た場合には村継ぎで送り届けるようにするとしている。岡山藩や津山藩で、関係する法令があったことや、真庭郡川上村や上道郡沼村における村送りの例が紹介されている。
資料②『岡山県下に於ける慈善救済史の研究』にも、実際の処置に関する報告書や注進書の抜粋が掲載されている。
資料③『井原市史 1』には、天保5年から文久2年までの間に一橋領・池田領内の村で行き倒れた人々の一覧が掲載されている。
資料④『長船町史 史料編 中』でも、邑久郡東須恵村内で、体調を崩して死亡した男の処遇についてのやりとりを記した注進書などを確認できる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 交通史.事情 (682 9版)
- 参考資料
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資料①『岡山県史 第7巻 近世Ⅱ』岡山県,1986,743p. 参照はp.554-558
資料② 守屋茂『岡山県下に於ける慈善救済史の研究』岡山県社会事業史刊行会,1958,803p. 参照はp.511-519
資料③『井原市史 1』井原市,2005,1056p. 参照はp.840
資料④『長船町史 史料編 中』長船町,1996,730p. 参照はp.566-580
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資料①『岡山県史 第7巻 近世Ⅱ』岡山県,1986,743p. 参照はp.554-558
- キーワード
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- 行き倒れ
- 宿継ぎ
- 宿送り
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2020121718464310793
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000296109