レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/06/14
- 登録日時
- 2022/11/22 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M22061117036716
- 質問
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クライスラー社製の自動車が日本で取り扱われるようになったのはいつ頃からか。
- 回答
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①『自動車クロニクル 改訂版』のp.75には、1924年にクライスラーの1号車ライト・シックスが再建中のマックスウェル・チャーマーズ社から登場、クライスラー社の会社設立は1927年になってから、とある。
しかし、p.77には1925年の出来事としてクライスラー社が設立とある。
※会社設立年が2通りある理由については不明。
②『クライスラー』に、1924年にマクスウェル社にて生産したクライスラー6号は新車第1年の売上げの新記録(3万2千台)を作ったとあり、会社設立は1925年とある。
③『アメリカの自動車会社 ビッグ3の復活』にも、②と同様のことが書かれている。
④『日本自動車史写真・史料集』には、1925年設立の八洲自動車株式会社の説明等がある。クライスラー、プリムスなどの総代理店であったとあり、1925年に出したクライスラー車の新聞広告2種の掲載もある。
⑤『交通報国』によると、安全自動車が1930年6月にクライスラー社のアッセンブリー工場として「共立自動車製作所」を設立し、クライスラー、プリムスなどの組み立てを行うようになったとある。また、安全自動車はクライスラー車の総代理店権を取得したともある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 自動車工学 (537 9版)
- 参考資料
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①自動車文化検定委員会テキスト制作班『自動車クロニクル 改訂版』 二玄社,2009,258p.参照はp.75,77.
②下川浩一『クライスラー』 東洋経済新報社,1974,285p.参照はp.19-27.
③中村甚五郎『アメリカの自動車会社 ビッグ3の復活』 白楽,1985,240p.参照はp.154-158.
④佐々木烈『日本自動車史写真・史料集』 三樹書房,2012,543p.参照はp.340-341.
⑤安全自動車株式会社80年史編纂委員会『交通報国』 安全自動車株式会社,1998,163p.参照はp.12-13.
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①自動車文化検定委員会テキスト制作班『自動車クロニクル 改訂版』 二玄社,2009,258p.参照はp.75,77.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2022061117003636716
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000324448