レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年07月26日
- 登録日時
- 2023/09/02 17:32
- 更新日時
- 2023/09/29 09:08
- 管理番号
- 中央-1-0021654
- 質問
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解決
冷凍庫で作った氷はなぜ透明でなく白っぽいのか。児童書ではなく、大人向けに解説されているものを見たい。
- 回答
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『水の不思議』(稲場秀明/著 技報堂出版 2017年)を紹介した。
- 回答プロセス
-
レファレンス協同データベースの過去の事例に「透明な氷の作り方」など参考になるものはあったが、児童書が中心だった。
(最終アクセス確認日 2023年9月11日)
「透明な氷の作り方を知りたい。」(練馬区立練馬図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000322976
「水は透明なのに氷が白くなる理由について、小学校低学年の子どもにわかるよう書かれた本はあるか。すぐ借りられるものを希望している。」(豊中市立図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000179316
「透明な氷(気泡の入っていないもの)を作りたい。」(成田市立図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000230448
「透明な氷はどうすればできるか?」(岐阜県図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000012767
435を中心に、氷が白っぽくなる現象について言及されている資料を探す。
『水の不思議』稲場秀明/著 技報堂出版 2017年
p74-75「32話 冷凍庫で作った氷はどうして白く見えるところがあるか?」
p75のまとめに「冷凍庫の温度は-20℃くらいなので冷凍庫の水は速く凍る.水が氷になるときに体積が約9%膨張するが、氷と水の間にわずかな隙間ができ、そこに水に溶けていた空気が入り込み泡となる.氷のできる速度が速いと、氷の中央部分では空気の逃げ場がなくなり泡が取り残される.光は氷と泡の界面で反射するので白く見える.」と書かれている。
下記資料には記載なし。
×『水と科学の話 くらしの中で』小野英喜/著 三学出版 2006年
×『水とはなにか ミクロに見たそのふるまい 新装版』上平恒/著 講談社 2009年
×『「水」という物質の不思議な科学』齋藤勝裕/著 シーアンドアール研究所 2023年
×『水の事典』太田猛彦/[ほか]編集 朝倉書店 2004年
×『水の百科事典』高橋裕/[ほか]編 丸善 1997年
×『水の不思議、水の奇跡』上平恒/著 七つ森書館 2017年
×『水の科学』神崎愷/著 日刊工業新聞社 2012年
×『通読できてよくわかる水の科学』橋本淳司/著 ベレ出版 2014年
- 事前調査事項
- NDC
-
- 無機化学 (435 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 製氷
- 透明
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000338151