①「エコノミスト(2019年2月26日号)」には、「キャッシュレスは、店舗(オンライン店舗含む)での支払手段である「インターフェース」と、お金をどう精算するかの2つの要素で決まる。インターフェースは主に、磁気カード、接触IC、非接触IC、1次元バーコード、2次元バーコード、生体認証がある。一方、精算方法には、前払い(プリペイド)、即時振替、後払い(ポストペイ)がある。主な前払いの方法は、プリペイドカードへの現金や銀行口座からのチャージがあり、即時振替はカード利用と同時に銀行口座から引き落とされるデビットカード、後払いにはクレジットカードがある。これらの支払方法と精算方法の組み合わせで分類すると、考えを整理しやすい。」との記述がある。
主なキャッシュレス決済は次の通りである。
(以下は、サービス名:事業者・グループ:支払い方法:主な精算方法の順)
・Line ペイ:LINE:QRコード、バーコード:チャージ(前払い)
・オリガミペイ:オリガミ:QRコード、バーコード:銀行口座(即時振替)、クレジットカード
・楽天ペイ:楽天:QRコード、バーコード:クレジットカード(後払い)
・d払い:NTTドコモ:QRコード、バーコード:電話料金合算(後払い)、クレジットカード(後払い)
・ペイペイ:ソフトバンク、ヤフー:QRコード、バーコード:チャージ(前払い)、クレジットカード(後払い)
・アマゾンペイ:アマゾン:QRコード、バーコード:クレジットカード(後払い)
・ファミペイ:ファミリーマート:バーコード:チャージ(前払い)
・スイカ:JR東日本:非接触IC:チャージ(前払い)
・楽天Edy:楽天:非接触IC:チャージ(前払い)
・iD:NTTドコモ:非接触IC:チャージ(前払い)、デビットカード(即時振替)、クレジットカード(後払い)
・クイックペイ:JCB:非接触IC:チャージ(前払い)、デビットカード(即時振替)、クレジットカード(後払い)
・ワオン:イオングループ:非接触IC:チャージ(前払い)
・ナナコ:セブン&アイグループ:非接触IC:チャージ(前払い)
②「ダイヤモンド(2018年9月18日号)」にも、同様の記述があるが、体験ルポや連動するアプリなどの情報についての記述もある。
③「まるわかり!キャッシュレス決済」には、Liquidが提供する「PASS」という生体認証によるサービスや、りそなグループやゆうちょ銀行、地方銀行等が提供するマルチバンク決済機能である「銀行Pay」についての記述もある。