レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/09/20
- 登録日時
- 2007/02/21 02:12
- 更新日時
- 2024/03/30 00:31
- 管理番号
- M06092014354301
- 質問
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朝鮮総督府の時代に現在の南山公園周辺に日本人官舎があったという。その所在地と具体的な地名を現在と当時の地図でそれぞれ確認したい。
- 回答
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『ソウル(ブルーガイドわがまま歩き23)』(実業之日本社)のp74-75から現在の南山公園が市中心部の明洞南側の南山に位置していることがわかる。『朝鮮総督府施政三十年史』(名著出版)および『朝鮮総督府の歴史』(明石書店)には南山周辺の官舎、地図に関する該当情報なし。『一万分一朝鮮地形図集成』(柏書房)のp33に大正4(1915)年測図の京城1/10000地図の掲載があり、南山の麓、南山町から日之出町にかけて「官舎」の記載がある。同様に上掲書p49の大正10(1921)年修正測図の京城西北部の地図(1/10000)からも同所に官舎が確認できる。(ただし、地図上では南山以外にも景福宮の朝鮮総督府付近にも「官舎」の文字が見える)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 朝鮮 (221 9版)
- 参考資料
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- 『ソウル(ブルーガイドわがまま歩き23)』東京 実業之日本社,2003,271p.参照はp74-75. 朝鮮総督府著『朝鮮総督府施政三十年史』東京 名著出版,1972,932p. 藪景三著『朝鮮総督府の歴史』東京 明石書店,1994,249p. 朝鮮総督府作製『一万分一朝鮮地形図集成』東京 柏書房,1985,98p.参照はp33,49.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2006092014365754301
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000033515