レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年11月18日
- 登録日時
- 2024/02/09 11:00
- 更新日時
- 2024/03/12 15:53
- 管理番号
- 新県図-01546
- 質問
-
解決
寛政期から文化期にかけての水原代官所の判決記録(翻刻史料)について
- 回答
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当館所蔵資料を調査したところ、(1)~(5)の資料に寛政期から文化期にかけての水原代官所の判決記録(翻刻史料)に関する記述が見つかりました。
(1)『水原町編年史』第1巻(水原町史編さん委員会/編 水原町 1978)
目次p31~38及び本文366p~449に、寛政元年(1789)から文化末年(1818)までの水原町の歴史的事項を関連史料とともに列記しています。
水原代官所に関連する掲載史料が多岐にわたるため、一部をご紹介します。
p390~392「1794年 寛政6年 甲寅 中條小荒川村水原出張陣屋設置願上書」
p435~440「1814年 文化11年 甲戌 越後騒動記 岩船、蒲原米騒動水原御陣屋に御吟味」
なお、お探しの時期ではありませんが、目次p23~29及びp263~342「第六章 下越後の中枢・水原代官所」内には、1744~1780年の水原代官所の関連史料を掲載しています。参考までに申し添えます。
(2)『水原郷土史』(小林存/著 歴史図書社 1976)
p105~113「水原代官所」に水原代官所の歴史的沿革や歴代代官の施政内容に関する記述があります。
うちp109~113に、寛政11年3月における水原代官所(御勘定所附支配所)内の村高表(水原郷の分のみ)を掲載しています。
(3)「水原代官所物語 略説天領史」(渡辺勇/著 『水原郷土誌料』30号 2002年1月 p1~78)
水原代官所の仕事と運営、十一名の代官たちの群像、小笠原権現(名代官小笠原信助)、町人文化のゆりかご、水原代官所のその後、と五章から構成され、水原代官所に関する史料も散見されます。
(4)「水原代官所陣屋詰役人一覧(稿)」(小野民裕/著 『水原郷土誌料』31号 2003年3月 p32~47)
村方文書・「県令集覧」等に基づき、水原陣屋執務属僚の代数・代官姓名等を掲載しています。
(5)「水原代官所の人々と長楽寺」(渡辺勇/著 『かみくひむし』100号 かみくひむしの会 1996年4月 p58~63)
曹洞宗能満山長楽寺の過去帳及び現在墓地の墓石に基づき、代官・属僚とその家族等水原代官所ゆかりの人々を列記しています。
以下は調査済資料です。
・『新潟県北蒲原郡水原町々是』(水原町/編 水原町 1919)
・『新潟県史』通史編4 近世2(新潟県/編 新潟県 1988)
「第1章 第1節 1 越後の幕領」内「(3)中・下越の幕領の変遷」
・『新潟県史』資料編8 近世3 下越編(新潟県/編 新潟県 1980)
・『図解にいがた歴史散歩』豊栄・北蒲原第1(新潟日報事業社出版部/編 古田島貞市/著 新潟日報事業社出版部 1984)
p132~133「水原代官所と温故堂」
・『水原郷』(新潟県教育委員会/編 新潟県教育委員会 1971)
・「水原町歴史講演会講演録 主催水原町教育委員会 江戸幕府の天領と水原代官所」(村上直/[述] 『水原郷土誌料』27号 水原町教育委員会 1998年10月 p25~39)
・「水原代官所の起源について」(高橋亀司郎/著 『水原郷土誌料』3号 水原町教育委員会 1969年3月 p39~49)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 北陸地方 (214 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 水原代官所
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000346164