レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024/2/1
- 登録日時
- 2024/03/29 00:34
- 更新日時
- 2024/03/29 00:34
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-001129
- 質問
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解決
【佐々成政の家紋について】 佐々成政の家紋について知りたい。
また、金沢城の鼠多門に佐々成正の家紋がつけられているが、その詳細について知りたい。
- 回答
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『金沢城』(11827104)p.81に、鼠多門について「これはもと佐々成政の城の門であったが、天正の戦いの頃、分捕した楼門だと伝えられ、その破風に佐々の定紋である桔梗の紋を付けてあった」とある。この資料を利用者自身で調べられた上で、上記質問事項の申し出があった。
〇家紋に関する資料
『イチから知りたい!家紋と名字』(113481940)p.79に「信長に仕えた武将たち」として、佐々成政の家紋とされる「七つ割れ隅立て四つ目」が紹介されている。
『家紋で読み解く日本の歴史』(112532240)p.166-169に「輝く「太閤桐」」と題し、秀吉に対抗をつづけた男として佐々成政を挙げている。家紋に関しては「佐々氏は宇多源氏の佐々木氏の末流が上総の佐々庄に住んで地名を名字にした。子孫が尾張に移って織田氏に仕えた。家紋は佐々氏の子孫が広く用いた「四つ目結」である」と記述がある。
また、『家紋大事典』(114006180)、『姓氏家紋大辞典 東日本編』(112508585)で家紋について調べたが、質問内容に該当する記述は見つからなかった。よって、佐々成政に関する資料を中心に調査した。
〇佐々成政に関する資料
『佐々成政』(129098956)
『佐々成政 〈悲運の知将〉の実像』(11926274)「佐々家の家紋」として図を2点掲載している。「佐々家の家紋は近江源氏の「目結」の系統である「滋目結」(左)に「棕櫚」(右)が加えられた。成政は後者を多く用いたようだ。」と説明している。
『佐々成政関係資料集成」(111210330)のp.12に「家紋の場合について」、p.390-391に「二 家紋」と題して記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000348213