レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/10/15
- 登録日時
- 2023/12/26 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:34
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-001119
- 質問
-
解決
【ルビの使い方について】 ルビの使い方について、平仮名でも片仮名でもよいのか、読ませたい読み方を振ってもよいのかしりたい。
- 回答
-
『日本大百科全書 20』(11093899)p.643「振り仮名」の項目に、
「漢字の読みを示すために、その漢字の右側または左側、ときに両側につけた仮名。(中略)ルビ Ruby ともいう。」と説明あり。振り仮名の歴史についても簡潔にまとめられており、過去には平仮名のものも片仮名のものもあったことが分かる。
レファレンス協同データベースにて「振り仮名」と検索すると以下の回答がヒット。内容を参照しながら回答した。
「振り仮名のつけ方について、ルールなどを解説してある本を教えてください。」
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000116191(参照日:2023/10/15)
『本づくりの常識・非常識』(112226522)p.89に「ルビとは」と題して、「ルビとは本文に対して振られる仮名、振り仮名をいいます。(中略)ルビは、読みが難しいと思われる漢字に付けたり、特別な読み方をする漢字群に付けたり、また一つの言葉に対して別の意味を持たせるために付けることがあります。」と記載あり。
また、p.90には「ルビは、本文の仮名が平仮名表記の場合は平仮名のルビ、片仮名表記の場合は片仮名のルビ、また欧文、外来の翻訳語には片仮名ルビを付けます」と記載がある。
別のレファレンス協同データベースでの事例も参考に以下の資料を紹介した。
「振り仮名のことをなぜルビというのか。説明している資料があるか。」
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000198700(最終閲覧日:2023/10/15)
『振仮名の歴史』(113024352)p.33にて、歌詞の振り仮名について例を挙げ、「読みとしての振り仮名」ではなく「表現としての振り仮名」を紹介している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 言語 (8 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000344002