レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 平成22年2月26日
- 登録日時
- 2010/07/02 14:01
- 更新日時
- 2010/12/10 16:06
- 管理番号
- 相大-H21-0075
- 質問
-
解決
本の裏表紙のISBNコードのあたりに表示されているアルファベットCから始まる4桁のコードの意味が知りたい。
- 回答
-
『本の知識』 日本エディタースクール出版部 2009 の紹介と
インターネットで調べたサイトを閲覧してもらった。
- 回答プロセス
-
①インターネットGoogleで検索、キーワード「ISBN」
→Wikipedia「ISBN」のサイト内 “日本国内における運用” にCコードの説明あり。
「日本では、ISBNに、Cコード(読者対象、発行形態、内容を分類した4桁の数字)や本体価格を加えた日本図書コードが、
1981年から徐々に導入され、図書の裏表紙などに表示され、図書館などで使用されている」とある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ISBN (2010.7.28最終確認)
CからはじまるコードはCコードということがわかる。
②下記の資料で検索
『本の知識』 日本エディタースクール出版部 2009 P56 【S28829836 020】 →「Cコードは分類コード」とあり。
『図書館用語集 改訂版』 日本図書館協会 1996 【S13726732 R010】→記載なし。
『最新図書館用語大辞典』 柏書房 2004 【S22014922 R010】→記載なし。
③インターネットGoogleで検索、キーワード「Cコード」
Wikipediaのサイト「Cコード」がヒットした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/C%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89 (2010.7.28最終確認)
このサイトによると
『Cコードは、第1桁目が販売対象を表し、第2桁目が形態を表す。第3桁目と第4桁めにより内容を表す。』
と記載されていた。また日本図書コードの一部であることや、詳細な分類内容についても記載されていた。
④インターネットGooglleで検索、キーワード「日本図書コード」
下記のサイトがヒットした。
・『一般社団法人日本出版インフラセンター 日本図書コード管理センター』 http://www.isbn-center.jp/
(2010.9.2最終確認)このサイト内“日本図書コードとセンターの役割”
http://www.isbn-center.jp/center/index.html (2010.9.2最終確認)に
ISBNの概要が記載されており、
分類コードは「「読者対象」「発行形態」「内容」を示す」とあった。
・『Cyberlibrarian』 http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/index.html
(2010.9.2最終確認)のサイト内“日本図書コードの分類コード(Cコード)”には、
分類の内容の詳細が記載され、http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/ccode.html
(2010.9.2最終確認)
“バーコード>書籍コード”には、実際の本への記載状態からの説明が詳しく載っていた。
http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/bcodes.html (2010.9.2最終確認)
⑤その他
国立国会図書館レファレンス協同データベースにも同じ質問あり。
→図書館用語集などにCコード、図書分類コードの項を見つけることができなかったことが回答プロセスに記載あり。
https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000049671 (香川県立図書館)
※【 】は自館の資料コードと請求記号
- 事前調査事項
- NDC
-
- 図書館.図書館情報学 (010 9版)
- 図書.書誌学 (020 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- ISBNコード
- Cコード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000068693