レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年05月30日
- 登録日時
- 2012/04/05 12:36
- 更新日時
- 2014/10/11 14:57
- 提供館
- 京都市図書館 (2210023)
- 管理番号
- 京都市中央2011-013
- 質問
-
解決
天正(てんしょう)13年11月29日(西暦1586年1月18日)に起きた,天正大地震について知りたい。
- 回答
-
1『兼見卿記(かねみきょうき)』吉田 兼見/著
下記回答プロセスの新聞記事Aには,『大日本史料』(東京大学史料編纂所.2002年刊行分)に収録されている,とあり。
他図書館所蔵の『大日本史料 第11編之23 正親町天皇(おおぎまちてんのう)』(東京大学史料編纂所 2002)
p334~335に記述あり。
当館所蔵の『兼見卿記 第1,第2(史料纂集)』(続群書類従完成会 1971.1976)の所収年は,元亀(げんき)元(1570)年~天正12(1584)年のため,該当せず。
1追記(2014年8月16日)
『兼見卿記 第3(史料纂集)』(八木書店古書出版部 2014)が出版された。所収年は天正13(1585)年~天正15(1587)年。
p118~119に記述あり。
2『日本史 5 五畿内篇』(ルイス・フロイス/著 中央公論社 1978)
p191~「第60章(第2部77章)グレゴリオ(・デ・セスペデス)師が小豆島で行った布教,および五畿内地方で生じた異常な地震について」のうち,p196に若狭の記述あり。
3『日本被害地震総覧 <416>-2001 最新版』(東京大学出版会)
p48~49[No.078]に記述あり。
4『理科年表 第84冊(平成23年)』(丸善)
p719「日本付近のおもな被害地震年代表」[番号68]に記述あり。
- 回答プロセス
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新聞記事を確認。
A『朝日新聞 2011年5月27日朝刊』39面「津波文献,関電30年前把握 400年前の「天正大地震」」
B『朝日新聞 2011年5月28日朝刊』31面「福井400年前の津波被害文献 原電・原子力機構も把握」
C『京都新聞 2011年5月27日朝刊』1面「関電文献無視「津波なし」 若狭湾住民に調査を検討」
以下,縮刷版を後日確認。
D『朝日新聞縮刷版 2011-5』2011年5月28日朝刊37面「若狭津波「記録なし」と説明 関電,文献を30年前に把握」
Aには,資料が4冊紹介されているので,この記事をもとにお探しする。
1『兼見卿記』
2『日本史』(フロイス/著)
3『日本被害地震総覧』
4『理科年表』
- 事前調査事項
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先日の新聞に[天正大地震]が取り上げられていたので,記事に紹介されている資料が見たいとのこと。
- NDC
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- 地震学 (453 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 天正大地震
- 地震
- 津波
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000104627