レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/01/27
- 登録日時
- 2022/02/25 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M22012716015158
- 質問
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いなりずしの形の違いについて載っている児童書が見たい
- 回答
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①『すしから見る日本』には、「いなりずしのかたちは、西日本の三角、東日本の四角と、大きくふたつに分かれています。」とある。また、「いなりずしの形には意味がある?」の項目では、「東日本のいなりずしが四角形なのは、「米俵」のかたちをイメージしているためといわれています。「稲荷」は「稲の荷物」だから俵になるというわけです。かんぴょうの産地・栃木県には、いなりずしをひとつひとつかんぴょうでしばった「俵ずし」もあるそうです。いっぽう、西日本の三角形は、きつねの耳をかたどったものといわれています。」との記載がある。また、「むかしのいなりずしは細長かった!?」とあり、「埼玉県熊谷市の妻沼聖天山という神社のそばでは、今も江戸時代のような細長いいなりずしがつくられている。」との記載もある。
②『発見!体験!日本の食事4』には、「いなりずしは全国にあるが、形が三角形のものとたわら形のものがある。西日本では三角形のいなりずしが多く、東日本ではたわら形のいなりずしが多い。」との記載がある。掲載されている「いなりずしの形の分布図」によると、石川県、滋賀県、三重県より西は、三角形のいなりずしのようである。
③『日本の食とくらし1』には、「東日本では俵形、西日本では三角につくることが多い。」との記載がある。
④『子どもに伝えたい和の技術1』には、「西日本では三角形が、東日本ではたわら形が多く作られます。」との記載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 参考資料
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①『すしから見る日本』 文研出版,2015.10,47p. 参照はp.27.
②『発見!体験!日本の食事4』 ポプラ社,2002.4,45p. 参照はp.23.
③『日本の「食」とくらし1』 学習研究社,2003.3,47p. 参照はp.23.
④『子どもに伝えたい和の技術1』 文溪堂,2014.10,31p. 参照はp.9.
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①『すしから見る日本』 文研出版,2015.10,47p. 参照はp.27.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2022012716055815158
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 高校生, 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000312565