レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/6/15
- 登録日時
- 2021/12/29 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M21061813315014
- 質問
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フランスのブルターニュ地方の料理「キッカ・ファルス」とはどんな料理か。作り方も知りたい。
- 回答
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①『フランス料理ハンドブック』に「ブルターニュ地方の代表的な料理」の表があり、「キッカ・ファルス」の説明に、「ファルス(ソバ粉と牛乳、卵、ラードなどを混ぜたもの。レーズン、干しプラムを加えることもある)を布で包み、ポトフのように煮込んだ牛スネ肉と豚バラ肉、野菜の中で煮る。煮汁はスープ鉢に入れ、肉と野菜、ファルスは別に供する」と記載がある。レシピは記載されていない。
②『副菜いらずの満足ガレット』には「キッカー・ファルス」のレシピがあり、「ブルターニュ地方で食べられる、そば粉を使った郷土料理」と記載されている。
③『フランス・ブルターニュ地方の味をおうちで楽しむガレット&クレープ』には「Kig Ha Farz」のレシピがあり、「ブルターニュの伝統煮込み料理」「いろんな野菜とお肉をたっぷりと煮込んだうまみのあるスープ、そしてそば粉を中心とした生地を袋に詰めて、煮込んでから焼いた「ファルス」というものと一緒にいただく料理です。」と記載されている。
④『ベーシック・フレンチ』には「Kig ?Ha- Farz【キッカーファー】」のレシピがあり、「一言で言うなら、そば粉入りブルターニュ風ポトフ。ブルターニュ語で、Kigは肉、Haは魚、Farzは詰め物。」「ブルターニュ地方でも北部の地域でひっそりと伝えられてきた料理」と記載されている。
⑤『10皿でわかるフランス料理』に「キグ・ア・ファルツ(ブルターニュ風ポトフ)」の項があり、特徴や材料、ブルターニュの食文化等について記載されている。レシピは記載されていない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品.料理 (596 9版)
- 参考資料
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①辻調グループ辻静雄料理教育研究所『フランス料理ハンドブック』 柴田書店,2012,494p. 参照はp.48.
②川上文代『副菜いらずの満足ガレット』 誠文堂新光社,2018,127p. 参照はp.92-93.
③メゾンブルトンヌ・ガレット屋『フランス・ブルターニュ地方の味をおうちで楽しむガレット&クレープ』 キラジェンヌ,2013,95p. 参照はp.66-67.
④大森由紀子『ベーシック・フレンチ』 世界文化社,2014,127p. 参照はp.72-73.
⑤松嶋啓介『10皿でわかるフランス料理』 日本経済新聞出版社,2014,227p. 参照はp.132-145.
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①辻調グループ辻静雄料理教育研究所『フランス料理ハンドブック』 柴田書店,2012,494p. 参照はp.48.
- キーワード
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- キッカ・ファルス
- ブルターニュ郷土料理
- フランス郷土料理
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2021061813350215014
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000309739