レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/12/05
- 登録日時
- 2024/01/20 00:30
- 更新日時
- 2024/01/20 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-230262
- 質問
-
未解決
折居という地名が宮城県内にあるか知りたい。
- 回答
-
「折居」という地名について ※【 】内は当館請求記号です。
(1)宮城県内の地名が収録されている下記資料を確認しましたが、該当がありませんでした。
資料1 菊地勝之助著『宮城県地名考』宝文堂, 1970年【K290.3/キ1】
資料2 「角川日本地名大辞典」編纂委員会編『角川日本地名大辞典』4, 角川書店, 1979年【K290.3/ニ2】
資料3 『日本歴史地名大系』4, 平凡社, 1987年【291.03/ニ12/4】
(2)岩手県内の地名が収録されている下記資料を確認したところ、旧水沢市(現・奥州市水沢)の項目に下記の記載がありましたので参考までにお知らせします。
資料4 『日本歴史地名大系』3, 平凡社, 1990年【291.03/ニ12/3】
pp.261-262「折居館跡 現水沢市真城 折居」の項
「JR東北本線陸中折居駅の真西の台地上にあるが、館跡は土取場と化しかつての面影はない。(中略)館主折居宮内明胤は柏山明吉の四男で胆沢郡中畑・前沢(現前沢町)、中野・折居の四郷を領知していた(中略)。天正九年(一五八一)柏山家に家督相続をめぐって内訌が起き、同一六年頃家老の三田刑部一族が殺害される事件があったが、その指図は折居宮内と兄の小山九郎といわれる。(後略)」
- 回答プロセス
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自館OPACを検索。宮城県内の地名に関する資料を検索するが、記述はなかった。
旧仙台藩領である水沢市の項目には「折居」の記載があったので、利用者に提供した。
- 事前調査事項
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参照資料は以下のとおりです。
鈴木省三編『仙台叢書』第15巻, 仙台叢書刊行会, 1928年【K081/セ1/15】
『奥羽観蹟聞老志』巻之十 磐井郡
p.426「折居権現 在中川村。千葉掃部所建其所置則釈迦文殊普賢也」
*旧仙台藩領の磐井郡中川村(現在の岩手県一関市大東町中川)に関する記述です。
- NDC
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- アジア (292 9版)
- 参考資料
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- . 日本歴史地名大系 3. 平凡社, 1990.7【291.03/ニ12/3R】:
- キーワード
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- 宮城県 -- 地名
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000344974