レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/06/01
- 登録日時
- 2022/07/07 00:30
- 更新日時
- 2022/07/21 17:04
- 管理番号
- 12083570
- 質問
-
未解決
次の文献の所蔵機関を知りたい。
論題:自然層、遺物遺構包含層、生活面
著者名:小野正敏
雑誌名:さがみの
巻号:1
ページ:2-6
年次:1969
- 回答
-
以下のとおり調査しましたが、ご照会の記事が掲載された雑誌『さがみの』の所蔵機関は見当たりませんでした。
資料1および2より当該資料の書誌事項が確認できましたので、ご参考までにお知らせします。
資料3は発行者である相模考古学研究会についての参考情報です。
【 】内は国立国会図書館請求記号です。
資料1:神奈川県考古学会 編『月見野遺跡群 : 発掘調査から50年 (考古学講座 ; 平成30年度)』神奈川県考古学会, 2019.1【GC78-M14】
* pp.66-67「資料編(pp.47-84)」>「『さがみの』」:相模考古学研究会の会報誌である『さがみの』の目次目録が掲載されており、No.1(1969.10.18発行)分の目次に、小野正敏「自然層・遺物遺構包含層」の記事名が見えます。また、現物を4冊並べて撮った写真が掲載されていますが、具体的な巻号は不鮮明で読み取れませんでした。
* 資料原本はガリ版刷りの手製冊子(B5)とのことです。
* pp.71-78:『アルカ通信』(後述)のNo.71、75~80の矢島國雄氏の連載が転載されています。
資料2:神奈川県考古学会『第8回考古学講座ー相模野旧石器編年の到達点』2001(https://sitereports.nabunken.go.jp/18869)
* p.3:「1970年相模考古学研究会会報「さがみの」No.6号」とあります。
* 全国遺跡報告総覧(https://sitereports.nabunken.go.jp/ja)収録。
資料3:相模原市教育委員会教育局生涯学習部博物館 編『相模原市史 考古編』相模原市, 2012.3【GC78-J128】
* pp.41-42「第1章 相模原市域の地形と遺跡調査史」>「第6節 地域の変貌と遺跡」>「1 相模考古学研究会の旧石器時代遺跡調査」:「相模考古学研究会は、明治大学の考古学専攻生によって1968(昭和43)年2月に結成された」との記載があります。
* 明治大学図書館蔵書検索(https://www-std01.ufinity.jp/meiji/)では、『さがみの』の所蔵は確認できませんでした。
[その他の調査済資料及びウェブサイト]
「平成30年度神奈川県考古学会考古学講座 : 「月見野遺跡群発掘調査から50年」記録集」(『考古論叢神奈河』26・27:2020.3 p.4pp.1-75【Z8-3749】)
『アルカ通信 = Aruka newsletter』考古学研究所アルカ【Z71-K956】
* 2009.8.1 No.71 p.4:矢島國雄「特別寄稿 月見野遺跡群の発掘―私の自分史の一つとして」
* 2009.12.1 No.75 p.2:矢島國雄「特別寄稿 相模考古学研究会の軌跡と月見野遺跡群(1)」
* 2010.1.1 No.76 p.2:矢島國雄「特別寄稿 相模考古学研究会の軌跡と月見野遺跡群(2)」
* 2010.2.1 No.77 p.2:矢島國雄「特別寄稿 相模考古学研究会の軌跡と月見野遺跡群(3)」
* 2010.3.1 No.78 p.2:矢島國雄「特別寄稿 相模考古学研究会の軌跡と月見野遺跡群(4)」
* 2010.4.1 No.79 p.2:矢島國雄「特別寄稿 相模考古学研究会の軌跡と月見野遺跡群(5)」
* 2010.5.1 No.80 pp.2-3:矢島國雄「特別寄稿 相模考古学研究会の軌跡と月見野遺跡群(最終回)」
近藤義郎 [ほか]編『岩波講座日本考古学 1 (研究の方法)』岩波書店, 1985.11【GB111-129】
* p.113:注において、お尋ねの記事の書誌事項が引かれています。
戸沢充則 編『月見野の発掘 : 先土器時代研究の転換点』新泉社, 2009.3【GC78-J40】
『神奈川県史. 通史編 1 (原始・古代・中世)』【GC74-3】
* p.30:「相模考古学研究会の小野正敏、鈴木次郎、矢島国雄」との記載があります。
『神奈川県史 資料編 20 (考古資料) 本編』神奈川県県民部県史編集室 編. 神奈川県, 1979【GC74-3】
明治大学文学部考古学研究室 編『地域と文化の考古学 1』六一書房, 2005.3【GB111-H100】
* pp.777-790:矢島國雄「月見野遺跡群の調査と旧石器時代研究―相模考古学研究会と地域研究―」
国立歴史民俗博物館(https://opac.rekihaku.ac.jp/search/)
神奈川近代文学館資料検索(https://www.kanabun.or.jp/opac/kensaku.html)
神奈川県立歴史博物館(https://ch.kanagawa-museum.jp/)
横浜市歴史博物館(https://yokorekilib.opac.jp/opac/Top)
慶應義塾大学 KOSMOS(https://search.lib.keio.ac.jp/)
早稲田大学学術情報システム WINE(https://waseda.primo.exlibrisgroup.com/)
山手線沿線私立大学図書館コンソーシアム 横断検索(https://opac.rikkyo.ac.jp/hybrid/)
WorldCat(https://www.worldcat.org/)
ディープライブラリー(https://dlib.jp/)
カーリルローカル(https://calil.jp/local/)
国立国会図書館サーチ(https://iss.ndl.go.jp/)
大宅壮一文庫 蔵書検索(https://oya-bunko.opac.jp/opac/Top)
国立国会図書館『全国公共図書館逐次刊行物総合目録』第1-6巻 1963-1968【027-Ko548t3】
* 「国立国会図書館デジタルコレクション」個人・図書館向けデジタル化資料送信サービス対象資料
斎藤忠 著『日本考古学文献総覧』学生社, 1997.6【GB1-G28】
小野正敏, 佐藤信, 舘野和己, 田辺征夫 編『歴史考古学大辞典』吉川弘文館, 2007.3【GB111-H178】
坂誥秀一 著『日本考古学文献ガイド (考古調査ハンドブック ; 3)』ニューサイエンス社, 2010.4【GB1-J29】
researchmap(https://researchmap.jp/)
日本の古本屋(https://www.kosho.or.jp/)
ウェブサイトの最終アクセスは、2022年5月31日です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
雑誌名:『考古学と自然科学第22号-日本文化財科学会誌』1990, pp.13-28
論題:神奈川県内の遺跡より検出された地震の痕跡-地割れ・地すべりによる遺構・土層の変位と地震災害-
著者:上本進二
の引用文献に掲載あり。
自館OPAC、自館ディスカバリーサービス、中部大学附属三浦記念図書館OPAC、南山大学図書館OPAC、Google、Google Scholar、CiNii Reserch、NDLオンライン、国立国会図書館デジタルコレクション、愛知県内横断検索『愛蔵くん』を検索するも所蔵なし。
「さがみの」という雑誌名より、神奈川県相模野に目星をつけ、神奈川県立図書館のOPACを検索する。タイトル「さがみの」を確認したため、所蔵調査を依頼。
神奈川県立図書館からは、同館所蔵の「さがみの」は1968年創刊であり第1号は1969年ではない。また、編集発行は神奈川県立相模台高校郷土研究部であり、創刊号の該当ページには「創刊の辞」が掲載されているため、求める雑誌とは別の「さがみの」ではないかとの回答があった。
その他、名古屋大学図書館、川崎市立図書館、座間市立図書館、横浜市立図書館、相模原市立図書館検索するも所蔵なし。
- NDC
-
- 逐次刊行物 (205 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 人文(レファレンス)
- 調査種別
- 所蔵機関調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000318360