レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年06月13日
- 登録日時
- 2022/07/06 13:59
- 更新日時
- 2023/10/19 13:35
- 管理番号
- 掲示板-2022-013
- 質問
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ギャグ漫画について分析、研究している本を探している。ネタの出し方などの描き方は対象外。
・ギャグ漫画の歴史、系統
・少年漫画、少女漫画での違い
・雑誌による傾向
などが書かれた本があれば知りたい。少年漫画は行動、少女漫画は台詞で笑いを取るようなことをどこかで見かけたので本当か確認してみたい。
- 回答
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『現代マンガの冒険者たち 大友克洋からオノ・ナツメまで』南信長 NTT出版 2008
*第3章「<ギャグ>に生き<ギャグ>」に死す!」で、ギャグマンガの系譜や、具体的な作家の作風などについて70ページほど記述があった。
『マンガ文化55のキーワード』竹内オサム, 西原麻里編著 ミネルヴァ書房 2016
*第1章 名称の変遷 6 ギャグマンガ 新しい切り口を核に p24-27
この中で、いくつか文献が紹介されている。
『戦後ギャグマンガ史』米沢嘉博著 新評社 1981/ちくま文庫 2009
『コージ苑 第3巻 第三版』相原コージ著 小学館 1989
→巻末企画でギャグの種類を三種に分けている
『マンガの遺伝子』斎藤宜彦著 講談社現代新書 2011
→「ギャグマンガ・マッピング」で現在のギャグマンガを分類している。
『図説 漫画の歴史』清水勲著 河出書房新社 1999
*目次より、「ギャグ」という言葉があるのは2か所。
・昭和三〇年代 ギャグとラブ・コメ二大路線で人気、『少年サンデー』 p94-95
・昭和四〇・五〇年代 ストーリー漫画の二大路線 ギャグと文学 p101-103
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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南信長 著 , 南, 信長. 現代マンガの冒険者たち : 大友克洋からオノ・ナツメまで. NTT出版, 2008.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009354090-00 , ISBN 9784757141773 -
竹内オサム, 西原麻里 編著 , 竹内, オサム, 1951- , 西原, 麻里. マンガ文化55のキーワード. ミネルヴァ書房, 2016. (世界文化シリーズ ; 別巻2)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027104939-00 , ISBN 9784623075409 -
米沢 嘉博/著. 戦後ギャグマンガ史. 新評社, 1981-06.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I053415750-00 -
米沢嘉博 著 , 米沢, 嘉博, 1953-2006. 戦後ギャグマンガ史. 筑摩書房, 2009. (ちくま文庫 ; よ19-3)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010547260-00 , ISBN 9784480426215 -
相原コージ 著. コージ苑 第3版 / 第三版. 小学館, 1989-11-10.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000098-I000006838-00 , ISBN 4091780741 -
斎藤宣彦 著 , 斎藤, 宣彦, 1968-. マンガの遺伝子. 講談社, 2011. (講談社現代新書 ; 2137)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023207208-00 , ISBN 9784062881371 -
清水勲 著 , 清水, 勲, 1939-2021. 図説漫画の歴史. 河出書房新社, 1999. (ふくろうの本)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002809729-00 , ISBN 4309726119
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南信長 著 , 南, 信長. 現代マンガの冒険者たち : 大友克洋からオノ・ナツメまで. NTT出版, 2008.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 高校生
- 登録番号
- 1000318327