レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/06/17
- 登録日時
- 2023/12/20 00:30
- 更新日時
- 2023/12/21 10:31
- 管理番号
- 2023-0008
- 質問
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解決
陶器の修復は金継が一般的だが、昔の技法の焼継(やきつぎ)=ガラス継(つぎ)について知りたい。
- 回答
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焼継は、江戸時代に行われていた技法。ガラス継ぎ、窯継ぎ、白玉継ぎとも呼ばれる。
欠けた陶器に鉛ガラスの粉(白玉)をつけて低温の窯で加熱し、溶けたガラスによって接着する。
焼継屋(焼継師)という商売があり、庶民の間で普及したが、明治以降の工業化により陶磁器が安い価格で売られるようになると衰退した。
◎回答資料
〇焼継とは
【1】『古今東西陶磁器の修理うけおいます』 p.30「焼き継ぎ」
【2】『金継ぎと漆』 p.32-33「焼き継ぎ」
【3】『匠の国日本 職人は国の宝、国の礎』 p.115-116
〇修復方法あり
【4】『おうちでできるおおらか金継ぎ』 p.82-83「焼き継ぎ」
【5】『金継ぎの技法書 基礎から、色漆の活用、見立て、仕上げのテクニックまで』
p.85「コラム① 焼き継ぎ」
〇江戸時代 焼継屋について
【6】『図説大江戸おもしろ商売』 p.120-121「焼継屋」
【7】『定本江戸商売図絵』 p.159「焼き接ぎ師」
【8】『江戸商売往来』 p.91-94「瀬戸物焼き継ぎ屋」
【9】『江戸の生業事典』 p.334-335「焼継屋(やきつぎや)」
【10】『時代小説職業事典 大江戸職業往来』 p.9、162-163「焼継屋【やきつぎや】」
【11】『江戸川柳散策』 p.131「焼継屋」
【12】『江戸語辞典』 p.1150「やきつぎ[焼継]」
【13】『古写真と錦絵でよみがえる江戸時代おもしろビックリ商売図鑑』 p.156「焼継屋」
【14】『江戸の仕事図鑑 上巻』 p.84「焼継」
- 回答プロセス
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陶器の修復に関する資料を確認。
江戸時代の商売に関する資料を確認。
- 事前調査事項
- NDC
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- 陶磁工芸 (751 10版)
- 社会.家庭生活の習俗 (384)
- 商業史.事情 (672)
- 参考資料
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- 1 古今東西陶磁器の修理うけおいます 甲斐美都里/文金子しずか/絵中央公論新社2002.4751/カ
- 2 金継ぎと漆 加藤利恵子/著 目の眼 2021 751/カリ/2022
- 3 匠の国日本 職人は国の宝、国の礎 北康利/著 PHP研究所 2008 750.2/キヤ/2008
- 4 おうちでできるおおらか金継ぎ 堀道広/著 実業之日本社 2018 751/ホミ/2018
- 5 金継ぎの技法書 基礎から、色漆の活用、見立て、仕上げのテクニックまで 工藤かおる/著 誠文堂新光社2022 751/クカ/2022
- 6 図説大江戸おもしろ商売 北嶋広敏/著 学研 2006 672.1/キヒ/2006
- 7 定本江戸商売図絵 三谷一馬/著 立風書房 1986 R384/ミカ
- 8 江戸商売往来 興津要/著 プレジデント社 1993 672/オ
- 9 江戸の生業事典 渡辺信一郎/著 東京堂出版 1997 R384/ワ
- 10 時代小説職業事典 大江戸職業往来 歴史群像編集部/編 学研教育出版 2009 R384.3/レ/2009
- 11 江戸川柳散策 興津要/著 時事通信社 1989 911.4/オ
- 12 江戸語辞典 大久保忠国/編 木下和子/編 東京堂出版 1991 R813/エ
- 13 古写真と錦絵でよみがえる江戸時代おもしろビックリ商売図鑑 新人物往来社 2009 384.3/コ/2009
- 14 江戸の仕事図鑑 上巻 飯田泰子/著 芙蓉書房出版 2020 384.3/イヤ/1
- キーワード
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- 陶器
- 焼継
- 焼き継ぎ
- 焼き接ぎ
- ガラス継ぎ
- 窯継ぎ
- 白玉継ぎ
- 焼継屋
- 焼継師
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 芸術
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000343636