レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/09/17
- 登録日時
- 2022/10/21 00:30
- 更新日時
- 2022/10/21 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-220052
- 質問
-
解決
性犯罪前歴者にGPS端末を常時携帯させる条例について,宮城県が制定を検討していると平成23年に新聞等で報じられたが,その後どのようになったか知りたい。
- 回答
-
1 『河北新報』を確認したところ,下記の記事がありました。
令和2(2020)年6月11日付朝刊23面「ニュースQ&A/性犯罪者にGPS/人権問題など課題多く」
「Q 地方自治体の独自の取り組みは。/A 宮城県は11年,性犯罪歴のある人にGPS端末を常時携帯させる条例の検討を始めました。しかし,効果を疑問視する声が出たことや,東日本大震災の発生もあり,県は13年見送る方針を表明しました。」
2 宮城県のホームページ内,「宮城県知事記者会見」のページに下記の記載がありました。
「宮城県知事記者会見(令和2年6月15日)」のうち「性犯罪者のGPS装着義務について」の項
URL https://www.pref.miyagi.jp/site/chiji-kaiken/kk-200615.html#a7 (最終アクセス:2022年9月17日)
「Q 性犯罪とか性暴力対策の強化の一環として,先週,政府が仮釈放中の性犯罪者へのGPSの装着の義務付けについて今後2年程度で検討するという方針を示した。宮城県では過去にGPSの義務付けを独自に検討していた経緯もあると思うが,こういう政府の動きに対して知事としてどのように考えるか。
村井知事 高く評価したいと思います。東日本大震災前に県は検討をしていまして,ぜひ,制約はあるにせよ何らかの形で社会に問題提起したいと思っていました。残念ながら東日本大震災が起こってそれどころでなくなってしまったということで,国にこういったものを検討してほしいとずっとお願いしていました。(以下略)」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 社会病理 (368 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000322850