レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/02/21
- 登録日時
- 2019/03/31 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:40
- 管理番号
- M19032210404960
- 質問
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国富源右衛門の父親について知りたい。
- 回答
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資料①『岡山県歴史人物事典』によると、国富源右衛門(1546-1632)は諱が貞次。上道郡比丘尼山城(現・岡山市中区国富)城主で、宇喜多直家の家臣として家中に並びなき勇士といわれた武将、とあるが父親については記述なし。
資料②「備前軍記」(『吉備群書集成 第2輯』に収録)にも国富源右衛門の項目はあるが、本人についての記述のみ。
資料③『国富家家譜』では、国富左京之進から始まり、次は源右衛門となっている。
資料④『岡山県史 第21巻 備前家わけ史料』の解説によると、「国富家の祖は国富源右衛門頼資」となっている。
※「貞次」と「頼資」の違いについては不明。
資料⑤『備前国名葉五十家』では、系図が国富左京之進頼敦から始まっているが、「頼敦八代ノ後胤」として国富源左衛門頼資までの間に人物はなし。
※「国富源左衛門頼資」は誤字か。
資料⑥『池田家文庫マイクロ版史料目録 4 藩士3』には国富大三郎の書上げの「先祖並御奉公之品書上」があるが、始まりは文化10年(1813)に惣年寄格だった源次郎から始まっている。
いずれの資料からも父親に関する記述は見つけられなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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資料① 岡山県歴史人物事典編纂委員会『岡山県歴史人物事典』岡山 山陽新聞社,1994,1254p,参照はp.385.
資料② 吉備群書集成刊行会『吉備群書集成 第3輯 戦記部』落合町(真庭郡) 作陽書房,1978,523p,参照はp.171-172.
資料③ 国富三郎『国富家家譜』鳥取 国富三郎,1991,47p,参照はp.3-5,折り込み「国富家家譜」.
資料④ 岡山県史編纂委員会『岡山県史 第21巻 備前家わけ史料』岡山 岡山県,1986,1340p,参照は解説p.25-37.
資料⑤ 新田文雄『備前国名葉五十家』岡山 郷土史研究会,1987,221p,参照はp.175-176.
資料⑥ 岡山大学附属図書館『池田家文庫マイクロ版史料目録 4 藩士3』 丸善 1993,427p,参照はp.11.
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資料① 岡山県歴史人物事典編纂委員会『岡山県歴史人物事典』岡山 山陽新聞社,1994,1254p,参照はp.385.
- キーワード
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- 国富源右衛門
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2019032210491604960
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000254201