レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年11月05日
- 登録日時
- 2022/09/13 10:11
- 更新日時
- 2022/09/28 09:12
- 管理番号
- 中央-1-0021564
- 質問
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解決
旧浦和市の古い地名に関する本はあるか。
- 回答
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下記の資料を紹介した。
(1)『武蔵国郡村誌 第2巻』埼玉県/編纂 埼玉県立図書館 1954年
明治8(1875)年の太政官布告により全国で行われた地誌編纂により、埼玉県が地理寮に提出したもの。明治初期の各村の状況がわかる。
巻之八「上木崎村」、巻之九「浦和宿」の章に、旧浦和市の地名に関する記述あり。
(2)『大日本地誌大系 13 新編武蔵風土記稿 第7巻』雄山閣 1981年
「新編武蔵風土記稿」は、徳川幕府が文化7(1810)年~文政11(1828)年に編纂した武蔵国の地誌。7巻の浦和領・木崎領の章に、旧浦和市について記述があり、古い地名も掲載されている。
この資料はインターネットでも閲覧可。(最終アクセス確認日 2021年11月17日)
国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1214877/4
『大日本地誌大系. 第11巻 風土記稿7』蘆田伊人 編 雄山閣 昭4-8書誌ID:000000778662
129コマ(p244)から、浦和領・木崎領の記述を閲覧できる。
(3)『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1980年
「地名編」に埼玉県内の古代から現代までの地名が五十音順で配列されている。旧浦和市の地名も含まれているが、地域ごとにまとまっていないため、一覧性には欠ける。(「地誌編」は地域ごとの掲載だが、地名に特化した内容ではない)
(4)『日本歴史地名体系 11 埼玉県の地名』平凡社 2004年
郡別市町村別の解説あり。
p121-154 浦和市。村名・寺名・用水名など、成り立ちや歴史について主に解説されている。
(5)『浦和市立郷土博物館研究調査報告書 第8集』浦和市立郷土博物館/編集 浦和市立郷土博物館 1981年
p3-12「古文書・古記録に見られる中世の浦和市域の地名について」青木義脩
中世の浦和市域の地名の考察に加え、「古文書、古記録に表われた浦和市域中世地名一覧」あり。
(6)『うらわ文化(特集) 浦和の地名考 第13号』浦和市郷土文化会/編 浦和市郷土文化会 1996年
旧浦和市の地名の歴史や意義などについての寄稿が収録されている。古い地名から現在の地名まで、内容は幅広い。
(7)『さいたま市地名の由来 地名からわかること』青木義脩/著 幹書房 2013年
「近代現代の地名」「近世の地名」「中世の地名」「古代・原始の地名」の章があり、時代ごとに解説されている。
(8)『浦和を知る事典 増補』青木義脩/著 さきたま出版会 1991年
p37-41 地名。
「古代の郷」「中世の郷」「古い地名」「近世の領」「明治二二年の町村名」の章があり、時代ごとに地名について解説されている。
※(9)からの資料は、旧浦和市の地名に関する記述があるものの、“現在使われている地名”の由来や解説が主な内容。
(9)『さいたまの地名 改訂版 埼玉ふるさとシリーズ4』埼玉県県民部自治文化振興課/編 埼玉県県政情報資料室 1987年
p16-19 浦和市
(10)『埼玉県地名誌 名義の研究 改訂新版』韮塚一三郎/著 北辰図書 1977年
p19-36 浦和市
(11)『さいたま地名考』岩井茂/著 さきたま出版会 1998年
p11-18、p123-124 浦和市
(12)『ふるさと浦和 中山道』いくた悠美子/著 松下興産株式会社/編 松下興産 1998年
p52「浦和の地名の由来は?」のコラムあり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 浦和市
- さいたま市
- 地名
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 地名 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000321170