レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/05/02
- 登録日時
- 2019/08/07 00:30
- 更新日時
- 2019/08/09 00:30
- 管理番号
- 6001037629
- 質問
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解決
一遍の生涯について書かれた資料が読みたい。また、『一遍上人語録』についてもあわせて知りたい。
- 回答
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●一遍上人について
・『日本仏教人名辞典』(日本仏教人名辞典編纂委員会/編集 法蔵館 1992.1)
p.26 「鎌倉中期の念仏聖。時宗の開祖。延応元年(1239)~正応2(1289)8.23 諱(いみな):随縁、智真、通称:一遍上人、遊行上人、一遍聖」「出生地は伊予道後(愛媛県)、越智河野七郎通広(如仏)の子、河野通信の孫」とあり、著書として『播州法語集』、『一遍上人語録』が紹介されています。
・『一遍読み解き事典』(長島尚道/編著 柏書房 2014.5)
「一遍略年表」:p.335-337
「一遍遊行廻国図」:p.338-339
「一遍遊行廻国表」:p.340-350
・『立派な死』(正木晃/著 文藝春秋 2005.5)
p.168-205 「一遍の安心」(いっぺんのあんじん)の章に、彼の生涯、彼が開いた時宗などについての記述があります。
・『一遍の道:遊行上人の生涯』(石井由彦/著 愛媛新聞サービスセンター 2014.4)
・『一遍:遊行に生きた漂泊の僧 (ビジュアル選書)』(井上宏生/著 新人物往来社 2010.12)
・『梅原猛の仏教の授業 法然・親鸞・一遍』(梅原猛/著 PHPエディターズ・グループ 2012.9)
p.162-205 「一遍の授業」に、彼の生涯などいついて記述されています。また、上記2冊にはない、時宗が芸術に及ぼした影響についても記されています。
・『名僧列伝 4 一遍・蓮如・元政・弁栄聖者 (講談社学術文庫)』(紀野一義/[著] 講談社 2001.9)
p.13-87 「一遍」
・『一遍聖 (講談社学術文庫)』(大橋俊雄/[著] 講談社 2001.4)
●『一遍上人語録』について
・『日本仏教典籍大事典』(金岡秀友/代表委員 雄山閣 2018.9)
p.62『一遍上人語録』に「一遍にはみずからの著作はなく、その思想・行動を知るためにはすべて弟子・孫弟子らがまとめた伝記や語録類に頼らなければならない。 (中略)とくに思想面では『一遍上人語録』が重要な資料となる。」とあります。
・『一遍読み解き事典』(長島尚道/編著 柏書房 2014.5)
p. 89-95「一遍に関する文献資料 法語類」の項に『一遍上人語録』について、詳述されています。
p.93『一遍上人語録』「上下二巻は、遊行五十二第他阿一海(一六八八~一七六六)が、宝暦元年(一六五一)頃、一遍の消息法語類やそのほかを集録し、宝暦十三年(1751)に出版」
・『一遍上人語録:原文対照現代語訳』(高野修/編著 岩田書院 2009.12)
[事例作成日:2019年5月2日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 各宗 (188 10版)
- 参考資料
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- 日本仏教人名辞典 日本仏教人名辞典編纂委員会∥編集 法蔵館 1992.1 (26)
- 一遍読み解き事典 長島/尚道‖編著 柏書房 2014.5 (89-95、335-350)
- 立派な死 正木/晃∥著 文藝春秋 2005.5 (168-205)
- 一遍の道 石井/由彦‖著 愛媛新聞サービスセンター 2014.4
- 一遍 井上/宏生∥著 新人物往来社 2010.12
- 梅原猛の仏教の授業 法然・親鸞・一遍 梅原/猛∥著 PHPエディターズ・グループ 2012.9 (162-205)
- 名僧列伝 4 紀野/一義∥[著] 講談社 2001.9 (13-87)
- 一遍聖 大橋/俊雄∥[著] 講談社 2001.4
- 日本仏教典籍大事典 金岡/秀友‖代表委員 雄山閣 2018.9 (62)
- 一遍上人語録 高野/修∥編著 岩田書院 2009.12
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物・団体
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000259867