レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/08/30
- 登録日時
- 2023/11/22 00:30
- 更新日時
- 2023/11/22 00:30
- 管理番号
- 6001062160
- 質問
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解決
オーケストラや吹奏楽などで使われている楽器の基本周波数の範囲が知りたい。できればその範囲が比較できる資料がいい。
- 回答
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具体的な数値で示している資料には以下の4点がありました。
・『プロ音響データブック 5訂版』(日本音響家協会/編 リットーミュージック 2019.8)
「3音楽の基礎」の「2音域表」(p.210)で、譜面の音符や鍵盤と対応させながら周波数を示しています。
・『よくわかる最新音響の基本と応用:音の科学、技術、芸術を基礎から学ぶ(図解入門:How‐nual)』(岩宮眞一郎/著 秀和システム 2011.3)
「9-1楽器の分類」(p.198-200)の中に、「さまざまな楽器の音域(演奏できるピッチの範囲)」(p.199)という図があり、譜面の音符や鍵盤と対応させながら周波数を示しています。
・『目で見る楽器の音:By FFT Analysis』(大蔵康義/著 国書刊行会 2004.4)
「第2章 楽器の音」(p.45-366)の各楽器の解説の中で、音域を音名と周波数で示しています。
・『音楽の科学:クラシックからコンピューター音楽まで』(ジョン・R・ピアース/著 村上陽一郎/訳 日経サイエンス社 1989.11)
「音階の音符、ピアノの鍵盤の位置、さまざまな楽器の音域とそれらに相当する振動数との関係を示している。」という説明の図が掲載されています。(p.32-33)
はっきりとした数値は記載されていませんが、おおまかに他の楽器と比較しながら周波数の範囲を表示している資料には以下の4点がありました。
・『理科年表 第96冊(令和5年)』(国立天文台/編 丸善出版 2022.11)
p.物87(455)「声楽および楽器の周波数の範囲」
弦楽器・管楽器などの周波数の範囲が線で示されています。
・『音と音楽の科学』(岩宮眞一郎/著 技術評論社 2020.3)
「6.2楽器がカバーする音域と音量」(p.206-207)に「図6-1各種の楽器が演奏することができる音域(基本周波数の範囲)」(p.207)が掲載されています。
・『わかりやすいオーディオの基礎知識』(加銅鉄平/著 オーム社 2001.4)
「2・8 楽器の音の特徴」(p.21-25)の「1基本波の範囲」に「図2・11 楽器の基本波の周波数の範囲(オルソン)」(p.22)が掲載されています。
・『音楽工学』(H.F.オルソン/著 平岡正徳/訳 誠文堂新光社 1969)
「第6章 楽器の特性」の「6.2 楽器の基本波および倍音波の周波数範囲」(p.185-190)の中に「図6.1 声および種々の楽器の基本周波数の範図(ママ)」(p.186)が掲載されています。
[事例作成日:2023年8月30日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 振動学.音響学 (424 10版)
- 通信工学.電気通信 (547 10版)
- 楽器.器楽 (763 10版)
- 参考資料
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- プロ音響データブック 5訂版 日本音響家協会‖編 リットーミュージック 2019.8 (210)
- よくわかる最新音響の基本と応用 岩宮/眞一郎∥著 秀和システム 2011.3 (199)
- 目で見る楽器の音 大蔵/康義∥著 国書刊行会 2004.4 (45-366)
- 音楽の科学 ジョン・R・ピアース∥著 日経サイエンス社 1989.11 (32-33)
- 理科年表 第96冊(令和5年) 国立天文台‖編 丸善出版 2022.11 (物87(455))
- 音と音楽の科学 岩宮/眞一郎‖著 技術評論社 2020.3 (207)
- わかりやすいオーディオの基礎知識 加銅/鉄平∥著 オーム社 2001.4 (22)
- 音楽工学 H.F.オルソン∥著 誠文堂新光社 1969 (186)
- キーワード
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- 周波数(シュウハスウ)
- 音域(オンイキ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000341311