レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/01/19
- 登録日時
- 2022/02/24 00:30
- 更新日時
- 2022/03/15 14:16
- 管理番号
- 6000063041
- 質問
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解決
地震の起こる仕組み、雷の起こる仕組みを説明した絵本を探しています。
4歳の子供が理解できる内容でお願い致します。
- 回答
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絵本としては以下のものがあります。
1.『ぴかっごろごろ たのしいかがく 11』フランクリン・M・ブランリー/ぶん 福音館書店 1973
2.『じめんがふるえるだいちがゆれる かこさとしの自然のしくみ地球のちからえほん 6』かこ さとし/絵と文 農山漁村文化協会 2005.6
この2冊はどちらも、科学的な仕組みを詳しく、できるだけ分かりやすくしようと説明した絵本です。
文章も工夫され、絵も豊富です。
詳しい解説ですので、4歳のお子さんが一人で読むには難しいかもしれません。大人の方と一緒にお読みください。
3.『みのまわりのふしぎ えほんのもり かがくのえほん』村山 哲哉/作 文研出版 2013.2 p.28
地震の仕組みについて記載された絵本ですが、説明は一文のみです。プレートの絵はあります。
4.『地震って、どうして起きるの? 危機管理紙芝居シリーズ 1』赤木 かん子/文 埼玉福祉会商品事業部 2011.9
絵本ではありませんが、紙芝居です。
詳しい内容ですが、ナマズ博士と子どもという物語仕立てで紹介しており、絵も大きいので、小さなお子さんにも親しみやすいかと思われます。
地球をゆでたまご、プレートをその殻とジグソーパズルに見立てています。
以上が絵本・紙芝居で調べた結果見つかった資料ですが、子どもさん向けの調べるための本にも、小さな方にも分かりやすそうなものがありましたのでご紹介いたします。
【雷の仕組みについての資料】
1.『天気と星がわかるそらのえほん』ぼここうぼう/え 学研教育出版 2014.8 p.32・33
雷の仕組みについて、基本的なことを絵と平易な文章で簡潔に説明しています。
2.『みぢかなふしぎこどもずかん 幼児〜低学年』白數 哲久/監修 学研教育出版 2014.7 p.240・241、p30・31
少し詳しく、絵と文章で雷・その元である静電気について説明しています。
【地震の仕組みについての資料】
1.『かがくのふしぎひゃっか 写真と絵で「なぜ?」がわかる』なかの ひろみ/文 ひかりのくに 2012.6 p.26・27
地震の仕組みについて、基本的なことを絵と平易な文章で簡潔に説明しています。
地球のプレートのことをジグソーパズルにたとえています。
【雷・地震、どちらも記載がある資料】
1.『こどもぼうさい・あんぜん絵じてん』渡邉 正樹/監修 三省堂 2018.9 p.76・77、p.92・93
基本的なことを絵と平易な文章で簡潔に説明しています。
2.『ふしぎがわかるよ!図鑑 学研の図鑑for Kids』横山 洋子/監修 学研教育出版 2015.2 p.122・123、p132・133
雷については光の後に音が聞こえることも、地震についてはプレートとプレートのぶつかり合いをこんにゃくを使った実験で、それぞれ説明しています。
以上が4歳のお子さんにも分かりやすいかと思われた資料です。
次に、幼児向けに詳しく書かれた資料をご紹介します。
【詳しい説明が載っているので、大人の方と一緒に読んでいただきたい資料】
1.『なぜなぜベスト図鑑 10 しぜん』学研ネクスト 2013.9 p18~21
雷について、光と音に分けて説明しています。
2.『なぜなぜベスト図鑑 9 ちきゅう・うちゅう』学研ネクスト 2013.9 p.68
地震の仕組みについて簡潔に紹介しています。
3.『ちきゅう ふしぎ・びっくり!?こども図鑑 9』新版 学研 2005.6 p.32・33、p.102・103
地震・雷、両方の記載があります。地震については、こんにゃくでの実験を写真で詳しく書いています。
4.『地震はなぜおこる 新版かんさつシリーズ 11』伊藤 和明/文 フレーベル館 1992.11
震源から伝わる地震のことを、池の水面に落とした石の波紋の広がりで説明しています。
5.『天気のふしぎえほん たのしいちしきえほん』斉田 季実治/監修 PHP研究所 2017.3 p.24・25
雷について、雲の中のプラス・マイナスの電荷についてまで簡潔に解説しています。
6.『しぜんかがくおもしろはっけん!図鑑 チャイルドブックこども百科』白岩 等/総監 チャイルド本社 2017.7 p.50・51、p.56・57
雷について、フランクリンの発見も豊富なイラストを交えて紹介しています。
最後に、今回貸出中で中を確認できませんでしたが、幼児向けに、雷や地震について書かれた科学の本をご紹介します。
【貸出中で確認できなかった地震と雷両方掲載の資料】
1.『ふしぎこどもずかん科学 幼児〜低学年』森本 信也/監修 学研教育出版 2013.7
2.『はじめてのなぜなにふしぎえほん』てづか あけみ/え・ぶん パイインターナショナル 2017.1
3.『楽しく遊ぶ学ぶふしぎの図鑑 小学館の子ども図鑑プレNEO』白數 哲久/監修 小学館 2011.3
【貸出中で確認できなかった地震の資料】
1.『5さいのかがく しゃかい なぜ?なに?がわかる10のお話 考える力が育つ絵本』世界文化ワンダークリエイト 2021.10
2.『考える力を育むよみきかせもっと!かがくのお話25』山下 美樹/作 西東社 2021.12
【貸出中で確認できなかった雷の資料】
1.『ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせかがくのお話25』山下 美樹/作 西東社 2019.12
以上です。ご参考になさってください。
- 回答プロセス
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図書館蔵書検索システムで請求記号「Eチ」(知識の絵本)「E」(絵本)「K」(紙芝居)、資料種別「児童書」などに設定し、キーワード「じしん」「かみなり」で検索。
ヒットした資料の中を見て、内容を確認した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本語 (031)
- 気象学 (451)
- 論文集.評論集.講演集 (404)
- 参考資料
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- 「ぴかっごろごろ」フランクリン・M・ブランリー/ぶん 福音館書店 1973
- 「じめんがふるえるだいちがゆれる」かこ さとし/絵と文 農山漁村文化協会 2005.6
- 「みのまわりのふしぎ」村山 哲哉/作 文研出版 2013.2
- 「地震って、どうして起きるの?」赤木 かん子/文 埼玉福祉会商品事業部 2011.9
- 「天気と星がわかるそらのえほん」ぼここうぼう/え 学研教育出版 2014.8
- 「みぢかなふしぎこどもずかん」白數 哲久/監修 学研教育出版 2014.7
- 「かがくのふしぎひゃっか」なかの ひろみ/文 ひかりのくに 2012.6
- 「こどもぼうさい・あんぜん絵じてん」渡邉 正樹/監修 三省堂 2018.9
- 「ふしぎがわかるよ!図鑑」横山 洋子/監修 学研教育出版 2015.2
- キーワード
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- 地震(ジシン)
- 雷(カミナリ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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貸出中の資料を返却後確認した。
1.『ふしぎこどもずかん科学 幼児〜低学年』森本 信也/監修 学研教育出版 2013.7
小さな子にも分かるような地震と雷の説明があった。
2.『はじめてのなぜなにふしぎえほん』てづか あけみ/え・ぶん パイインターナショナル 2017.1
雷の音と地震のしくみについて、簡単な解説が載っていた。
3.『楽しく遊ぶ学ぶふしぎの図鑑 小学館の子ども図鑑プレNEO』白數 哲久/監修 小学館 2011.3
雷の音、地震の仕組みについて解説有り。保護者や年長者へ向けての詳しい解説も欄外に記載してあった。
4.『考える力を育むよみきかせもっと!かがくのお話25』山下 美樹/作 西東社 2021.12
地震のしくみについて、おしくらまんじゅうの物語仕立てで解説。ビニール下敷きの実験で体感できる。
後日記載が見つかった資料
・『なぜ?どうして?科学のふしぎな話 絵で楽しくわかるみぢかなぎもん100』日本科学未来館/監修 ナツメ社 2014.12
雷については、積乱雲と地面の間だけでなく、雲同士の間で起こることが、地震については断層地震についても記載があり、
4歳が一人では読めないが図絵が分かりやすい解説だった。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 小学生以下
- 登録番号
- 1000312445