当館所蔵の関連資料を確認したところ1-5の資料が使い易いと思われる。6と7の資料は問い合わせとは異なるが参考までに紹介した。なお、2018年12月30日、「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」により、著作権の原則的保護期間は、著作者が著作物を創作した時点から著作者の死後70年となった。紹介した資料は、この協定以前に刊行されたもののため、原則的保護期間が50年のまま記されている。
1 『必携 教師のための学校著作権マニュアル』 清水康敬監修 教育出版 2006 【374/ナツ】
内容:「まず覚えておきたい著作権の知識」「授業の場面で」「特別活動の場面で」「研修・自宅学習
の場面で」「校務の場面で」「資料編」
2 『先生のための著作権入門の入門』 尾崎茂編著 学事出版 2006 【021.2/オシ】
内容:「著作権」の基礎知識」「実例で考える著作権」「著作権に関する資料集」
3 『気になる著作権Q&A:学校図書館の活性化を図る』
森田盛行著 全国学校図書館協議会 2013 (はじめよう学校図書館8)【017/ハジ/8】
内容:「著作権とは何か」「学校図書館と著作権」「学習活動と著作権」「ボランティアと著作権」
4 『学校図書館の著作権問題Q&A』日本図書館協会著作権委員会編著 日本図書館協会 2006【017/ニホ】
内容:「基礎的な問題」「学校図書館にかかわる問題」「教師・授業にかかわる問題」
5 『知って活かそう著作権:書・音楽・学校の現場から』 神谷信行著 日本評論社 2005 【021.2/カノ】
内容:「作品は『人間の尊厳』から生まれる」「『著作権』はどのような権利か」「書と著作権」「デ
ジタル時代の音楽著作権」「学校現場における著作権」
6 『教育の情報化と著作権教育』 野中陽一編 三省堂 2010 【375.19/ノヨ】
内容:「理論編」「実践編」「教材篇」「資料編」
※小学校・中学校対象だが、詳細に記述されている。「実践編」では小学3年生から中学3年生まで
の事例の掲載あり。
7 『実践情報モラル教育:ユビキタス社会へのアプローチ』 加納寛子編著 北大路書房 2005 【375/カヒ】
内容:「子どもたちをつなぐネット社会で今起きていること;情報モラル教育の必要性」「情報モラル
教育の実践事例」「荒らし行為」「インターネットから見えるものと見えないもの;子どもたち
は何を求めているのか、大人に何ができるのか」
なお、以下のサイトも参考に紹介した。
文化庁HP「
著作権なるほど質問箱」 (2018.12.13.最終確認)
公益社団法人著作権情報センター「
学校教育と著作権」
(2018.12.13.最終確認)