レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年08月24日
- 登録日時
- 2021/11/12 19:43
- 更新日時
- 2021/11/19 16:01
- 管理番号
- DE2021-00016
- 質問
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解決
大東市の戦没者の名簿を探している
- 回答
-
次の資料を提供
『大東市域の戦没者』
『大東市史 近現代編』
『なんごう80年の歩み』
このうち、『大東市史 近現代編』の戦没者に関する記述をメモされた。
その他次の機関・団体などにお尋ねになることを提案した。
1、行政の戦没者遺族年金を管轄している部署・機関
2、大阪府立中央図書館および大阪府立公文書館
3、奈良県立図書情報館(特別コレクション「戦争体験文庫」を持っている)
4、大東市の郷土史家
5、大東市立歴史民俗資料館
- 回答プロセス
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・インタビューによると、大東市内の戦没者の名前を探し、供養することを目的とされているとのこと(そうした活動をおこなうグループに所属)。
・資料検索キーワード「戦没者」で検索したところ『大東市域の戦没者』(郷土資料)がヒットしたので、これを提供。
・また、市史などに収録されている可能性もあるので、郷土資料コーナーの『大東市史』を案内・提供。ただし、これには名簿は載っていなかった。(大東市域の戦死者数の記述や戦時下の様子などの記述はあり)
・郷土資料担当者より戦没者の名簿が載っている資料として『龍間戦争記』を提示(この時は貸出中の為提供できず)。
・その他、学校史などに載っている可能性を挙げ学校史を探したところ、戦時期の内容を含むものとして『なんごう80年の歩み 大東市立南郷小学校』があった。これも提供したが、戦没者の名簿は見当たらなかった。
・以上が当館で提供できるものとし、その他戦没者の情報を探すにあたり、以下の機関や団体などを紹介した。
1、行政(市や府、場合によっては国)の戦没者遺族年金を管轄している部署・機関に問い合わせる(親族でない限り、個人情報は教えてくれない旨も伝える)
2、大阪府立中央図書館および大阪府立公文書館(戦没者に関する資料を所蔵している可能性あり)
3、奈良県立図書情報館(コレクション「戦争体験文庫」を持っており、部隊史や体験記などを数多く所蔵)
4、大東市の郷土史家にあたる(「旧南郷村歴史研究会(事務局:西部図書館)」などの郷土史家団体などが何らかの情報や詳しい人物を知っている可能性あり)
5、歴史民俗資料館(学芸員が情報を把握している可能性あり)→隣接する歴史民俗資料館をご案内
・その他、墓地をめぐり、地道に名前を収集する方法などを提案した→資料『大東市域の戦没者』でも同様の手法で情報収集をおこなっている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 近畿地方 (216 9版)
- 参考資料
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- 水永 八十生. 大東市域の戦没者. 2011. (当館資料番号 318011285)
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大東市教育委員会 編 , 大東市教育委員会. 大東市史 近現代編. 大東市教育委員会, 1980.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001454276-00 - 向井 清編. なんごう 80年の歩み. 大東市立南郷小学校, 1971.10. (当館資料番号 311000087)
- 樋口 清春編. 龍間戦争記. 樋口 清春, 1991.1. (当館資料番号 318009107)
- キーワード
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- 大東市
- 戦没者
- 第二次世界大戦
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査 所蔵機関調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000307560