レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年12月3日
- 登録日時
- 2023/09/03 11:04
- 更新日時
- 2023/09/29 09:09
- 管理番号
- 中央-1-0021656
- 質問
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解決
浦和市塚本(現さいたま市桜区)で昔行われていた敬神講について調べている。月1回、神主による祝詞があり、団子を備えていたらしい。参加者は女性ばかりだったようだ。この行事に関する資料はあるか。
- 回答
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質問の敬神講と同一ものか定かでないが、参考になりそうな下記資料を紹介した。
『浦和市史調査報告書 5号』浦和市総務部市史編さん室/編集 浦和市総務部市史編さん室 1978年
『埼玉の神社 北足立 児玉 南埼玉』埼玉県神社庁神社調査団/編 埼玉県神社庁 1998年
- 回答プロセス
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地域資料を調べる。
・『浦和市史 民俗編』浦和市総務部市史編さん室/編 浦和市 1980年
p570-585「第7章 民間信仰」「第五節 信仰的な講集団」
複数の○○講の解説あり。参加者はほぼ女性のよう。敬神講についての記述はなし。
・『浦和市史調査報告書 5号』浦和市総務部市史編さん室/編集 浦和市総務部市史編さん室 1978年
大久保地区の聞き書き。塚本も含まれている。
p51-62「六、信仰・俗信」
p60から塚本。p61<講>の項あり。
「大山講、御嶽講、榛名講、成田講があった」と書かれており、それぞれの説明あり。敬神講はない。
p44-50「五、社会生活」
p48から塚本。<内組外組>の項に以下の記述あり。
「オトキは内組と外組に分かれる。外組は薬師様でお灯明をあげお念仏をする。これは月一回当番のつごうのいい日にする。女の人だけでやるもので、五、六月はやらない。総どきは内組、外組全部いっしょにする」
敬神講とは書いていないが、質問内容に近い。
・『埼玉の神社 北足立 児玉 南埼玉』埼玉県神社庁神社調査団/編 埼玉県神社庁 1998年
p118 旧浦和市塚本の神明神社について記載あり。
「また、当地では西北と東南の二組に分かれ、二十名ぐらいずつで念仏講が結成されている。月に一度、西北は釈迦堂、東南は薬師堂に集まり、十三仏・善光寺など五つの念仏を唱える。月ごとに当番が替わって準備を行うが、講の中心となるのは年配者である。地内に葬式があると、依頼を受けて念仏講の年配者がその家に出向き、十三仏の掛軸を壁に下げて念仏を唱えることもあるという」
敬神講とは書いていないが、質問内容に近い。
・『浦和市史調査報告書第14集 諸家文書目録・民俗補充調査』浦和市総務部市史編さん室/編:1982
地域ごとの聞き書きで○○講について書かれている箇所もあるが、塚本および敬神講に関する記述はなし。
以下は参考になる記述なし。
×『浦和市史研究 第6号』浦和市総務部市史編さん室/編集 1991年
×『浦和市史研究 第8号』浦和市総務部行政資料室/編集 1993年
×『浦和 No107』「浦和」編集室 1978年
- 事前調査事項
- NDC
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- 祭祀 (176 10版)
- 民間信仰.迷信[俗信] (387 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 敬神講
- 浦和市
- さいたま市桜区
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000338182