レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年4月23日
- 登録日時
- 2023/05/11 17:31
- 更新日時
- 2023/05/23 22:05
- 管理番号
- 県立長野-23-023
- 質問
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解決
信濃毎日新聞社が昭和27年(1952年)に、県内初の民放である信越放送開業を記念して、公募した歌詞により作られた県内6市と高田市の市歌について、歌詞と楽譜を知りたい。
- 回答
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当該事業を主催した『信濃毎日新聞』に掲載があった。作られたのは、長野市、松本市、上田市、飯田市、諏訪市と高田市のもの。岡谷市のものは入選作がなく、作られなかったらしい。作曲は、堀内敬三氏に委嘱したという。また、高田市はすでに市歌があったため、市民歌として作られた。
・「六市の市歌入選作決まる」昭和27年(1952年)3月17日 第4面
歌詞と入選者のコメント、詞を補作した西條八十のコメントも掲載されている。
・「豪華・信越放送記念祭 本社から六市歌を贈呈」昭和27年(1952年)5月21日 第3面
記念祭、市歌の贈呈式の様子が記されている。
歌詞と楽譜が掲載されている紙面は次のとおり。
・「市歌と市民歌 長野市市歌」昭和27年(1952年)5月22日 第4面
・「市歌と市民歌 松本市市歌」昭和27年(1952年)5月23日 第4面
・「市歌と市民歌 上田市市歌」昭和27年(1952年)5月24日 第4面
・「市歌と市民歌 飯田市市歌」昭和27年(1952年)5月29日 第4面
・「市歌と市民歌 諏訪市市歌」昭和27年(1952年)5月31日 第4面
・「市歌と市民歌 高田市民歌」昭和27年(1952年)6月 1日 第4面
- 回答プロセス
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1 NDC分類767(声楽)の書棚で、地方自治体の歌の資料を探す。『全国都道府県の歌・市の歌』中山裕一郎監修 東京堂出版 2012【767.51/ゼン】p.227-232に長野県内の自治体の歌がいくつか紹介されていたが、作られた経緯や年代が問い合わせのものと異なっていた。
2 当館契約の「信濃毎日新聞データベース」で「市歌」で検索する。ヒットした記事を確認する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 声楽 (767 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 市歌
- 市民歌
- 信濃毎日新聞社
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000333068