レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/04/11
- 登録日時
- 2024/02/06 00:30
- 更新日時
- 2024/02/06 00:30
- 管理番号
- 小寺池図書館R1001297
- 質問
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解決
「青表紙(あおびょうし)を叩く」の意味と語源がわかる資料がみたい。
- 回答
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類した言葉として「青表紙を叩いたものには敵(かな)わぬ」があり、参考資料(1)p6に意味として「(『青表紙』は、黄表紙・赤本に対して、四書・五経などの経書をいう)聖賢の書を読み、ちゃんとした学問のある者にはかなわない。」とある。ただし、この言葉の出典は不明。参考資料(2)p104には「青表紙」の意味として「(近世多く濃紺の表紙を用いていたところから)儒学関係の書物。経書」とある。参考資料(3)p928には「叩く」の意味として「こつこつと軽くたたく。『叩叩』『叩門』転じて、問う。たずねる」という記載もあるため、上記の言葉はこの意で使われていると思われる。だが「青表紙を叩く」という単独の使用例は見当たらなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 伝説.民話[昔話] (388 10版)
- 辞典 (813 10版)
- 参考資料
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- 故事・俗信 ことわざ大辞典 尚学図書/編集 小学館 1982.4 388.81 , ISBN 4-09-501101-7 (p6)
- 日本国語大辞典 第1巻 小学館国語辞典編集部/編集 小学館 2000.12 813.1 , ISBN 4-09-521001-X (p104)
- 日本国語大辞典 第8巻 小学館国語辞典編集部/編集 小学館 2001.8 813.1 , ISBN 4-09-521008-7 (p928)
- キーワード
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- 青表紙
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 社会科学
- 内容種別
- 一般資料
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000345961