レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004年05月21日
- 登録日時
- 2005/02/25 11:58
- 更新日時
- 2008/04/18 18:14
- 管理番号
- 2004-0044
- 質問
-
解決
テレビショッピングの中に、サントリーの健康食品がある。
これに関する情報を探している。
- 回答
-
当館には、“インフォマーシャル” や “持ち込み番組”に関する
統計資料はない。
サントリーの健康食品 の観点から、【参考資料:2】 を提示
- 回答プロセス
-
1.テレビショッピングの中のCMは、テレビCMなのか、それとも番組
の一部なのか、という点に疑問を感じ、 JAROに相談。
【JARO:回答】
テレビCMと考えてよいと思う。
ただしそれは、商品の紹介を1本見た場合。
これが繰り返し流れ、番組提供の形をとらなければ
番組と考えるケースが多いだろう。
CM自体が番組となり、時間も長く取れるので、
通常より費用もかからず、地方民放ではよく使用される。
こういうタイプは、業界では 「持ち込み番組」といわれる。
ジャパネットたかたも、この部類。
2.当館所蔵の本【参考資料:1】 をみると、このようなタイプのCMは
“インフォマーシャル” と呼ばれていることがわかる。
p.85
インフォマーシャルとは、メーカー等の広告主が
ネットワークの時間枠を買い取って放映する広告番組を指す。
特定の商品やサービスにスポットを当て、その商品の特徴、使用法、
利点等を分かりやすく説明、実践して見せるのはもちろんのこと、
ユーザーの体験談、他社製品との比較等も盛り込み、バラエティー
ショー仕立てにしたプログラムである。したがってインフォマーシャルは、
商品とその購入方法のみを紹介する一分程度のコマーシャルとは
区別される存在である。
3.ビデオ・リサーチにも問い合わせる。
【ビデオ・リサーチ:回答】
“インフォマーシャル”は、スポンサーがついているので、CM扱いに
している。しかし、これに関する統計類は、一切公表していない。
詳しくは営業の部署をたずねてもらいたい。
とのこと。
4.質問者は、サントリーの健康食品についての情報を探しているので
雑誌から、【参考資料:2】の特集記事を提示。
- 事前調査事項
-
・CM時間が長い。
・MXテレビなどの深夜枠で、繰り返し同じCMが流れている
- NDC
-
- マーケティング (675 8版)
- 参考資料
-
-
1.請求記号:275-KOJ
『TVショッピングエイジ』 (小島健輔・秋山曜子 共著、中央経済社 発行、1994)
→p.85
2.請求記号:R100-ASA-2004
『広告月報:2004年2月号』(朝日新聞社 編/発行、2004)
→p.6~15: 特集:健康マーケットのゆくえ -
3.請求記号:Y155-IKE-1985
『ニューメディア時代の広告のあり方:インフォマーシャルの効果測定』
(池田謙一・飽戸弘・鈴木裕久・宮田加久子 著、吉田秀雄記念事業財団 編、1986)
-
1.請求記号:275-KOJ
- キーワード
-
- インフォマーシャル
- 持ち込み番組
- 照会先
- 寄与者
-
- 日本広告機構(JARO)(TEL03-3541-2811);ビデオリサーチ(TEL:03-5541-6511);いずれも2008年04月18日確認
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000020640