・『街道の日本史26 伊那・木曾谷と塩の道』高木俊輔/編 吉川弘文館 2003 P8~‘伊那街道を歩く’の記述がありました。その中に‘街道は、1877(明治十)年ごろから県道飯田街道といわれ、戦後は2級国道となり、現在では国道153号線となる’と記述されています。
・『長野県の歴史散歩』長野県歴史散歩編集委員会/編 山川出版社 2006 P209に‘街道を訪ねる―伊那街道(三州街道)の記述があり、「古道は保存されていないが、峻険な山地をぬう国道153号線をたどると、中馬稼ぎが盛んであった往時をしのぶことができる」と書かれています。
・『県別マップル20 長野県道路地図』55、60、63、69、70、75、76、79、80、82、83、86、88で6万分の1地図で国道153号線が確認できます。
・『下伊那の道標』飯田文化財の会/編 信濃路/発行 1989 P20~‘伊那街道’についての解説と高森町内の辻などにある道標の写真と説明書がかかれています。この本の中には‘根羽村の道標’も掲載されています。街道の一部の道標の位置がわかりやすく記載されています。
・『定本 信州の街道』定本・信州の街道刊行会/編 郷土出版社 1991 P209~224まで伊那街道についての概略、略図、各宿の説明が解説されています。
-古地図で探す場合-
・長野県宝の最古の絵図は幕府の命によって作成された‘正保四年信濃国絵図’です。この飯田地域の部分は‘信州伊奈郡之絵図(飯田藩主脇坂安元が絵図元)’が副本と考えられています。
‘正保四年信濃国絵図’は信州デジくら
http://digikura.pref.nagano.lg.jp/にて閲覧可能です。‘信州伊奈郡之絵図(飯田藩主脇坂安元が絵図元)’は飯田市美術博物館に原本があり、『伊那谷の文化財-飯田下伊那の特質を探る―』飯田市美術博物館/編・発行 に掲載されています。
・長野県立歴史館収蔵データ
http://db.npmh.net/MuseumForVisitors/にて古地図を検索し歴史館に申請すると入手できます。